みば

大体週7日東京の六畳一間で暮らす。週5日は国際協力分野で働く。

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大体週7日東京の六畳一間で暮らす。週5日は国際協力分野で働く。

最近の記事

国際協力のミドルオフィサーになって考えた。

約2年前に新卒としてODAの仕事を始めた私ですが、2部署目で少々ニッチなミドルオフィス(いわゆる金融・法務事務部門)に配属になり、それから色んな感情を経験した。 分かる人が読んだらすぐに身バレしそうで怖いが、この気持ちを残しておくことは大事なことだと感じ、PCを開いた。 「国際協力のお仕事」と聞いたとき、どんなイメージをもつか。 仕事を始めたばかりの私は少なくともこのイメージだったし、このイメージのでキャリアを積み上げていくことを考えていた(というかそれしか頭になかった)

    • 素晴らしき映画音楽について語る

       「趣味は何ですか?」と聞かれたら、 「映画です」と必ず答える位には、私は映画が好きだ。 1日の終わりに、映画館のレイトショーに駆け込んで、見終わった後の感情の渦に巻き込まれながら家までの道を自転車で疾走する時の気持ち良さと言ったら。 忘れられないのは、シェイプオブウォーターを観た帰り道に、小雨が降り始めた日。あんなにも雨が心地よくを感じた日はない。 皆さんが映画を観るときの楽しみは何ですか?映画そのものが好きなので、答えは沢山思いつくが、 一つ挙げろと言われたら、私は

      • マラウイのコミュニティで「中絶」についてディスカッションしてみた

        マラウイには地域コミュニティの中にいくつかの扶助グループが存在している。 お母さん達が集まって、子ども達の学校中退や児童婚を防ぐ為に様々な活動をしている「マザーグループ」 子ども達の人権を擁護し、児童婚や若年妊娠から守る「チャイルドプロテクション委員会」 だいたい15-25歳ぐらいの若者が集まって、演劇や歌、ディスカッション等をする「ユースクラブ」 などなど。 私がインターンをしているNGOはこれら扶助グループに積極的に介入しているのが強みで、今日もプロジェクトの活動とし

        • Warm Heart of Africa

          マラウイ人は本当に人懐っこい。 あのアフリカの代名詞のようなぎゅうぎゅうのバスに乗っては、 「どこから来たの?」 「名前は?」 「仕事は何してるの?」 と質問ぜめ。だいたい「マラウイ人の旦那さん見つけなよ!」で話が終わる。 “Muli Bwanji?” (チェワ語でHow are you?)って言うと、超喜んで満面の笑顔「元気!」って答えてくれる。その素直さと健気さにいっつも胸がきゅんってする。かわいい。 (ぎゅうぎゅうのバス。マラウイでスリにあった事はない。私はバス

          デンマーク家庭で感じた民主主義

          デンマークを始め、北欧は選挙の若者投票率が高いことで有名だと思う。 例えばデンマークでは、20代の投票率が安定して7割を超えている。日本で一番投票率の高い年代とされている60代でさえも、7割程度なので、いかにデンマークがすごいのかが分かる。 投票率が高いということはつまり、若者の間で社会や政治に関する関心が高いということだ。実際にフォルケ留学していた頃のデンマーク人同級生達は社会に対して、自分の意見をしっかり持ち、議論することを好んだ。 「選挙に行くのなんて当たり前でしょ!」

          デンマーク家庭で感じた民主主義

          デンマークで生理の考え方が変わって、月経カップを使ってみた話

          生理の度に「“あ〜女に生まれて良かった!!!”なんて思えるわけないじゃん。」 と思っている。 毎月生理前は眠たくなって、ものすごくお腹が空く。 それでもってメンタルがジェットコースターみたいに上がったり下がったりする。 私は生理痛が軽い方で、期間も短いし、出血量も多分少ない方だろう。 それでも毎月ある程度嫌な気持ちになる。 毎月ナプキンにかかる出費(数百円程度だが、それなら私はアイスクリームが食べたい)、赤黒く汚れる下着、蒸れと嫌なにおい、なんかコソコソしなきゃいけない感じ。

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