Miaki Gallery【公式】

六本木・西麻布にある現代アートギャラリー 東京都港区西麻布1-14-16 ベルジュール麻布2F 2023年5月オープン https://miakigallery.jp

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六本木・西麻布にある現代アートギャラリー 東京都港区西麻布1-14-16 ベルジュール麻布2F 2023年5月オープン https://miakigallery.jp

最近の記事

ピクセルアーティスト mae × 美術評論家 gnck による対談 @ Miaki Gallery【後編】〜アーティストがアスリート化する中でも、喪失しない軸を持ちたい〜

gnck:絵画において「厚み」というのは、繊細に扱わないと、強力に意味を持ってくるものになりますよね。アクリルの裏側に印刷してレイヤーを作ったことで、画面と対峙した時に、真っ先に目に飛び込んできた箇所がありました。そこは絵の構図の中でも、相当な重みを持った要素としてあらわれてきた。「厚み」を要素として扱い始めると、単なるピクセルアートの画面上の操作から一歩進んだ物体として、まだまだ色々できそうな可能性を感じました。 mae:デジタル作品の見せ方については、僕もすごく悩むとこ

    • ピクセルアーティスト mae × 美術評論家 gnck による対談 @ Miaki Gallery【前編】~時とともに遠のいてゆく記憶を、解像度に重ねて描く~

      現在開催中の、 Miaki’s Selection展 「OK TO NOT BE AN ARTOHOLIC YET.」 では、ピクセルアーティスト mae の作品を展示しています。 その展示に合わせ、以前収録した対談をテキストに起こしました。 gnck:評論家をしていますgnckといいます。今日はよろしくお願いします。 mae:ピクセルアーティストとして活動しておりますmaeと申します。よろしくお願いします。 gnck:とりあえず今回の展示について、ざっくりと説明しても

      • アートは「真実」。嘘をつかないもの。 - アートコレクター インタビュー Episode.1

        現在開催中の、Miaki’s Selection展 「OK TO NOT BE AN ARTOHOLIC YET.」では、1990年代にYBAs(Young British Artists)を見出し、コンセプチュアルアートを牽引したスーパーコレクター、チャールズ・サーチの「MY NAME IS CHARLES SEAATCH AND I AM AN ARTOHOLIC」という本から引用した、Q&Aを展示しています。 アートシーンにおけるコレクターとは、また、そのコレクション

        • アーティストの名刺のレプリカが収められているユニークな書籍を知ってますか?

          『Oracles – Artists’ Calling Cards/アーティストの123枚の名刺とストーリー』という書籍が2017年に刊行され、アーティストの名刺にまつわるストーリーが綴られた一冊が存在します。このユニークな本には、実際のアーティストの名刺のレプリカが挟まれており、読者はそのサイズ感や素材を実感しながら楽しむことができます。 例えば、アンディ・ウォーホルの名刺では、なんとウォーホルのお母さんの筆跡をレタリングした文字で名刺が作られていて、そのエピソードについ

        • ピクセルアーティスト mae × 美術評論家 gnck による対談 @ Miaki Gallery【後編】〜アーティストがアスリート化する中でも、喪失しない軸を持ちたい〜

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        • アーティストの名刺のレプリカが収められているユニークな書籍を知ってますか?

          MUGA展の評論を写真史家・写真評論家の打林俊さんより頂きました。

          MUGA 個展「Just a Thin Truth」の評論を頂きました。絵のようで絵ではない。写真であり写真とは違う。また、CGとも言い切れない。そんなMUGA作品を美術における写真史を通して読み解く、読み応えある内容です。 薄っぺらな真実のありか -観念とマテリアリズムのはざまで 打林 俊 (写真史家・写真評論家)  Just a Thin Truth、すなわち“薄っぺらな真実”と題された本作を目にした時、“真実”と“真実らしさ”の境界とはなんなのか? という、いかに

          MUGA展の評論を写真史家・写真評論家の打林俊さんより頂きました。

          山本浩貴(文化研究者) × MUGA(アーティスト) 対談

          MUGA 個展「Just a Thin Truth」が開催中です。東洋哲学を軸に「人の視点、虚構」をテーマに作品を制作し、海外でも評価されるMUGAさんのご経歴や作品について、金沢美術工芸大学講師で文化研究者の山本さんをインタビュアーに迎え、対談形式でお話を聞きました。 スノーボードから得たアート的アプローチと虚構への気付きQ: ご経歴がとてもユニークですよね。プロスノーボーダーから、ファッションバイヤー、骨董商、そして現在のアーティストに至るまでの経緯をお聞かせください。

          山本浩貴(文化研究者) × MUGA(アーティスト) 対談

          Miaki Galleryの名に込めた由来について

          こんにちは、Miaki Galleryのディレクター、鈴木です。 2023年5月19日にギャラリーをオープンし、少しずつ軌道に乗っています。今後は、noteでもギャラリーに関する情報や展示アーティストにまつわる情報を積極的に公開していきます。 今回はギャラリー名の由来についてお話しします。 ギャラリー名を選ぶ際には、自分たちの設立する思いを最も反映する場所と考え、オーナーのKevinと共に多くの時間をかけてさまざまな案を検討しました。 アートを楽しむ側としてもコレクシ

          Miaki Galleryの名に込めた由来について