大人になって、ハンバーガーのピクルスが食べられるようになった。
年をとる、ということは、
違和感を違和感として捉えなくなってしまうことではないだろうか。
先日、某ハンバーガー店へ行き、
滅多に頼まないハンバーガーを食べた時、
入っていたピクルスに感じた違和感を、
あっという間にかき消している自分に気がついた。
見て見ぬふり、口の中に入れていないふり、
初めからそこにその存在がなかったふりをしてその場をやり過ごす。
大人になって、沢山の物事に折り合いつけるのが上手になった自分。
大人になった、なんて体のいい言葉なだけで、
面倒を起こした