大人になって、ハンバーガーのピクルスが食べられるようになった。

年をとる、ということは、
違和感を違和感として捉えなくなってしまうことではないだろうか。

先日、某ハンバーガー店へ行き、
滅多に頼まないハンバーガーを食べた時、
入っていたピクルスに感じた違和感を、
あっという間にかき消している自分に気がついた。
見て見ぬふり、口の中に入れていないふり、
初めからそこにその存在がなかったふりをしてその場をやり過ごす。

大人になって、沢山の物事に折り合いつけるのが上手になった自分。
大人になった、なんて体のいい言葉なだけで、
面倒を起こしたくないがために、
いつの間にか自分の感情をおさめていただけだ。
嫌なら吐き出せばよかったのだ、そのピクルスを、違和感を。

ボンヤリしていると、あっという間に年をとる。
45歳以上から顕著だ。
これからも自分の人生を生きていくのに、
これ以上、感性を殺したくない。
2023年、春分のこの日に、
自分の感性を光らせておくために、
ここに、自分のなにかにふれた瞬間を、
書き留めていこうと思う。
おそらく、随筆になると思う。
色んな分野のハッシュタグはそのうち整理していく。

まずは、書くこと、
そして、感性を枯らさないこと。
自分の感性を信じ続けるために、始めようと思います。

みゆき


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