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2018年2月 プエルトリコ旅行記③ 豊潤なラム酒とチョコレートの香りに身を任せ

今回はプエルトリコの名産品に焦点を当てながら、飲食ベースで旅を振り返ってみたいと思います。
後半はラム酒の工場見学の話も。
写真多めでページが重いと思うので、電波の安定した場所で気長にお読みいただけると嬉しいです!

そう言えば、1日目の夜に1人でバーへ繰り出してみたことを思い出した。

ビターなオレンジの入ったモヒート

例のミュージックビデオに出てきたバーをネットで検索し、聖地巡礼のようなことをしてみた。しれっとこういうことをよくやる。
小説や映画に出てきた店とか、通りとかに行ってみるの好きだ。

せっかくラム酒が名産なので、モヒートを注文。
あまり飲めないのだが、カクテルくらいはいけるだろと甘くみていたらとんでもなかった。
日本のモヒートの3倍くらい(体感)で強く、これを飲み終えるのに1時間以上かかった・・・美味しかったけれど。

カウンターで1人飲んでいたら、隣に来た米軍の人に話しかけられた記憶がうっすら。
もう1杯どうか、と言われたけれどアルコール耐性的に限界だったためこのモヒートをチビチビ飲みながらちょっと会話して終了。


これは3日目か4日目の朝だったかな。
1日目と2日目に行ったカフェに飽きたので(失礼・・・)新規開拓。
チョコレート専門店という、天国のような場所を見つけてしまった。

手前の黄色いカップとお皿に乗ったチョコレートは
お試し用だった気がする。
チョコレートの飲み物はカカオの濃さなど
種類が多くて楽しかった。
コーヒーも大好きなので、
贅沢に両方飲んでいたような記憶。
店内の雰囲気は大人っぽくお洒落だった。
お土産用にもチョコレートをたくさん買った。
このオムレツ系のプレートは
ここの朝食だったはず。
ドリンクは甘いのも好きだけど、
食事はスイーツでなく
しっかりおかずを食べたい私も楽しめた。

これは確か、3日目のランチ。
いい感じの雰囲気のレストラン。
もっと写真撮ればよかったのにな、といつも思う。

ラム酒入ったフローズンカクテル。
暑かったので、これ気に入ったの覚えてる。
右の物はいつも大好きなラザニアだったと思う。
左の物は覚えていないが、
見た目からチキンっぽいかな。
その後また無人のビーチへ行き、
呑気に昼寝をした記憶。
近くで焼き鳥のようなものを売っていたので食べ歩きも。
ビーチの近くの集落の雰囲気。
旧市街とはまた別の情緒。

3日目の夜ごはんだったかな。

伝統料理を試したくなったため、
調べて行ったお店だと思う。
中央のものは、マッシュポテトwithビーフ
だったかな。揚げバナナが付け合わせ。
サラダは世界中どこへ行っても
同じようなものが出る。
そして、またこのフローズンカクテル。

今ではお酒自体ほぼ飲まないというか、飲めないが、なんだかんだラム酒の香りがとても好きで、そう言えば学生時代、ラム酒の歴史や文化についての論文まで書いたことがあることを思い出した。


泊まっていたホテルのインフォメーションで
発見したラム酒工場見学の案内。
かの有名なBacardi本社。

旧市街があり、私の泊まったホテルもその中にあるオールド・サンファンからは船でアクセスする必要があった。

冒険としても楽しそうだなと思い、案内にある営業時間にちょうど間に合うよう、フェリーを調べて乗り、フェリー降り場からはUberを使ってはるばるBacardiの工場へ。

ところが、不定期に休みが入るようで、行ってみたら開いてなかったとゲートに着いて分かった・・・。
このあたり、海外は(主語が大きくなってしまったが)日本と違うのね、と思う。

転んでもタダでは起きない私は、帰りのUberを待ちながら近くで面白そうなものを検索。スーパーを見つけたのでそこで現地の食材などを観察してからまたフェリーに乗って旧市街へ戻った。

せっかく時間が浮いたので、ゆっくり行こうと残しておいたサン・ファン大聖堂を見学。

サン・ファンで最も古い歴史を持ち、1521年に建設されたが、1529年にハリケーンで倒壊。
その後も何度かハリケーンの被害を受けては再建を繰り返し、19世紀に入ってから現在のネオ・バロック様式の聖堂として改築されたものが現在の姿。
ステンドグラスも美しかった。
初代総督のポンセ・デ・レオンと、
殉教者聖ピウスの遺骸が納められている。
この大聖堂ももちろん世界遺産。

そして、Bacardiの工場見学は翌日、ちゃんと営業していることを確認して再挑戦。
またフェリーに乗って対岸へ行き、Uberでゲートに乗り付け、無事に工場見学出来たレポートが以下のもの。(結構交通費かかった・・・)

フェリー乗り場の近くに普通に鶏が歩いていて、
なんだかほっこり。
まずはウェルカムドリンク。
今回はラムコークをいただいた。
これも日本のより強く、飲み終えるのに1時間ほどかかった・・・
広々とした敷地。天気がよくて気持ちよかった。
見ているだけで気分上がる可愛いバス(?)で
敷地内を移動する。
こんな感じになっていて、色もデザインも
本当に可愛い。
Bacardiはプエルトリコの経済を支える
大切な企業なのだろう。
確か、入り口の様子。明るくきれいな色彩。
植民地時代からの歴史をたどる。
スペイン人による統治の時代。
いわゆる、カリブの海賊の世界。
たくさんラム酒の樽があった。
年代物のラム酒たち。
ずらーっと並ぶラム酒たち。
ガイドのお兄さん。
写真使っていいよ、と言ってくれたので、
ここでも使わせていただく。
先ほどのお兄さんに作ってもらったカクテルをまた1時間くらいかけて飲み、外へ。
こんな樽で熟成させるのね、かっこいい。
外に出るとサトウキビ畑。

すっかり酔っぱらった私は帰りのフェリーで爆睡。

ちょっと休んで夜はまた別のレストランに繰り出した。
Ajo(アホ)って名前のレストラン。スペイン語だとニンニクって意味。
ちなみにVaca(バカ)は牛を意味する。
ちょっと分かるとクスっと笑えることが増えて楽しい。

Ajoの”o”の字がニンニクの絵になっていて面白い
石焼ビビンバみたいなご飯系の料理。こういうのは外れない。
光が違うと別の料理に見えるが
(こっちの方が美味しそう)、さっきのご飯、
多すぎたからお持ち帰りにしてもらい、
翌日の朝に部屋で食べた。
アホレストランの内装。
プエルトリコのお店はどこもなんかお洒落。
帰り道、夜道を散歩。
遠くに見えるのは大型のクルーズ客船。
こういう船の旅で立ち寄る観光客が多いみたい。
プエルトリコ最終日の夜、帰りたくないな、
と思いながらグルグルと旧市街を
いつまでも散歩してた記憶。
ボケボケな写真だけれど、とても大きな船。
雰囲気が伝わると良いな。
憧れのクルーズ船。いつかカリブ海クルーズをして、プエルトリコに戻ってきたい。



帰路の途中、常夏のプエルトリコから
極寒のミネアポリスに立ち寄った話に
続く。


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