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アラサー独身女が手放して人生の満足度が向上したもの~テレビ、砂糖編~
私は、自他ともに認める「超絶流されやすい性格」である。よくいえば、順応性が高いし。悪くいえば、誘惑に負けやすい。ダイエットを決めたその日に、ファミチキを買ってくるようなヤツである。
そんな私が、手放したからこそ、余計な誘惑とさよならできたものを中心に書いていく。
1.砂糖を買わない
甘いものは大好きだ。コンビニのスイーツは、毎週チェックして、給料日には、一人コンビニスイーツパーティーを開催していた時もあった。1カ月で30種類のかき氷を食べて、インスタに上げることを生きがいに感じていた夏もあった。
安易に想像がつくが、そんなことをしていたら、体重は増加の一途。一念発起、ダイエットを心がけ、コンビニに寄らない、インスタも削除をした。が、そんなものでは、私の甘いものへの執着は止められない。
夜中に甘いものが食べたくなった時の必殺技を編み出した。レンチンプリンである。卵、牛乳、砂糖を入れたものを混ぜ、マグカップに入れてレンジで1分50秒。自家製プリンの出来上がりである。
この夜中の自家製プリンから始まり、父が買ってきた煎餅、クッキー、あげくには食パンを食べる。という男子高校生並の食べっぷり。男子高校生なら許される食事量だが、残念ながら私の消費カロリーは、30代女子。
甘いものがあれば、あるだけ食べてしまう。プーさんのはちみつ現象である。腹が出て、服が破れても、はちみつはやめられない。
ということで、お菓子を買わないだけでなく、砂糖を買うことをやめた。厳密にいうと、砂糖容器である。砂糖容器がない。⇒砂糖を買えない状況にした。
最初は、砂糖がないと料理も困ると思ったが、特に問題ない。和食でも焼き魚を食べればよい。煮物も砂糖がなくても食べられる。砂糖があったほうがおいしいのだとは思うが。また、砂糖がないぶん、レシピも狭められて、料理の時短にもつながっている。
とはいうものの、やっぱり甘いものは好きなので、週末には、お気に入りのパン屋さんやケーキ屋さんでお菓子を買って、満足感を得ている。
2.テレビを置かない
甘いものは大好きだが、テレビに対しては、とくにこだわりもない。好きな番組もないし、好きな芸能人も特にいない。
がしかし、実家にいる際には1日3時間以上は、テレビを見ていた。朝ごはんを食べたり、身支度をしたりしながらニュース番組を1時間程度見る。帰宅後、夕ご飯を見ながら母が見ているテレビ番組を一緒に見る。夕ご飯を食べ終わっても、皿洗いがめんどうで、興味のない番組を見ながら、ケイタイをいじるのに2時間。みたいな感じである。
つまり、特にやりたくもないことに3時間も時間を使っていたのである。厳密にいえば、「ながら見」なので、少し違うかもしれないが、マルチタスクが脳へ負担を与えることは、近年の研究結果で分かってきていることだ。
テレビが見たいから見るのではなく、テレビがあるから見る生活に嫌気がさしたので、テレビは買わないことにした。
ただ、一人暮らしで何もないのは寂しいので、プロジェクターでYoutubeやAmazon Primeで動画や映画を見ることはある。
プロジェクターは、テレビよりも起動がやや遅く、電源をつけるのが微妙にめんどくさい。これがいい。ややめんどくさいから、とりあえずつけようということが大幅に減った。
テレビがないとニュースなどの情報が手に入らないかと心配したが、今どきはネットニュースもYoutubuニュースもあるので問題はない。むしろ、新聞を読むようになり、気になるニュースをネットで深堀するようになり、テレビ時代よりも社会情勢については詳しくなった。
流行の芸人や芸能人には、うとくなったが、これも別に問題はない。今の時代、テレビを見る人口は減ってきているし、人々の趣味も多様化している。テレビがなかったから、人とのコミュニケーションに困るということもない。
3.問題点
砂糖とテレビを手放して生活満足度は、大幅に上昇した。なので、今後も買うつもりはない。
がしかし、これは、私一人の生活だからできることである。
今お付き合いしているパートナーは、大の甘党のうえ、生粋のテレビっ子。というわけで一緒に住み始めたら、砂糖とテレビがやってくることは目に見えている。
今のところ対策としては、
・テレビは彼の部屋に置く。
・砂糖は置くが、お菓子は常備しない。
かなーと考えている。それはそれで、自分の欲望の対処の仕方を学ぶチャンスにすべく試行錯誤していきたい。