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【家庭学習/小4】スマイルゼミを使い倒そうと決めてみた

おはようございます🥰
本日は我が家の野球少年⚾️長男の家庭学習についてお話しようと思います。
あくまでも我が家の、そして私個人の考えに過ぎない旨を先にお伝えします。

小4というと、中学受験するか否か、本格的に決める時期なんですかね🤔長男の学年は中学受験をする子が多いようです。
田舎生まれ田舎育ちの私からすると未知の世界です。

そんな長男ですが
中学受験はしない方向性です。

夫と長男と3人で何度も真剣に相談し、この結論に至っております。

因みに夫は中学受験をした人
私はしなかった人(というかそういうもの自体知らなかった)

もちろんこの先考えが変わることもあると思います。
それはそれでOK!

そんなわけで、長男は現在塾には行っていません。
そんな長男の家庭学習についてです✨


我が家の教育方針

教育方針というと大げさですが…
私達親が、子どもたちにプレゼントする教育のカラー!
それは…

学びの基礎代謝
夫と話し合って決めました。

好奇心を高める、にとどまらず
ある出来事や経験から何かを学び取る力をつけてほしい

テストで良い点を取る力 それも素晴らしい力です。
だって、そのためにコツコツ努力する必要があるわけですから!

でもそれ以上に「生き抜く力」を付けて欲しいと強く願っている私たち
究極「無人島に行っても生き抜いていける力」を身に着けて欲しい。

たとえば、喉が渇いたから水を飲みたい。そうだ、水道の蛇口をひねろう!
☞これだと無人島では生き抜けない!!

どうする?そうだ!海の水を飲もう!
いや、しょっぱくて飲めない!それになんだか体によくなさそうなものも浮いてる…
濾過しよう!いや、でもろ過機なんてないよ?自分で作ればいいんだ!
☞こういう力をつけて欲しい!

でもそれって「訓練」が必要だと考えています。
私たちはそのトレーナーのような存在になりたい!それが願いです。

なんでだろうquestion

そこで我が家で取り組んでいる家庭学習①が「なんでだろうquestion」です。
その名のとおり、「日常にあるなんでだろう?」を問として私たちが出します。
子どもたちは、それを自力で調べて何等かの答えを出します。
それを基に一緒に話し合う…そういうものです。

たとえば

Q 電柱に施されている、倒れにくくする工夫ってなんだと思う?
Q どうして選挙の時って、顔写真を貼るんだと思う?
Q もしこの世界に「お金」がなくなったらどうなっていたと思う?

こんな感じです。

調べ方は自由です。
先生に聞いても良し、本を読んでも良し、インターネットを使ってもよし。
どんなツールを使ってもいいから、何等かの自分なりの答えを出して持ってくること。

これをルールとしています。

毎日です。

私たち親も大変です。
問いを考えるのが!

でもとても面白いです!

こういう「考える力」を付けて欲しい・・・切実な願いです。

とはいえ現実問題

今までのはうそ偽りのない本当の気持ち。
とはいえ…とはいえね…

学校のお勉強も…しっかりできて欲しいな‥‥

これもまた私の本音

中学受験はしなくても良い
でも、いつか本気で学びたいと思った時に、周りと取り返しのつかないような差が生まれていることは避けたい&「自分はお勉強ができないタイプなんだ」という気持ちを持っていて欲しくない!

そして、ぶっちゃけます。
小学校のお勉強は、授業さえ聞いていれば問題なくできるもの

これが私の認識です。私自身もそうでした。

だから、正直かなり長男の小学校の学習にはノータッチでした。
宿題などの最低限なものに留めていました。

しかし、小学校3年生の時
担任の先生の方針か、何等かの事情かわかりませんが
著しく私の想像と実際に乖離が生じてしまいました。

「こ・・・これは・・・学校の学習も家庭でカバーしなくてはいけない!」
「隣のクラスの子、塾に行っている子、他の学校の子と大きくかけ離れた基礎力になってしまってはさすがにまずい…」

ごめん。先生。大変失礼ではありますが、本当に私はこう思ってしまったのです。

そこで【スマイルゼミ】を開始しました。
スマイルゼミにした理由は、費用です。
その他の通信教材に比べて安価だと感じたから。ただそれだけです。
1年間続けてみて、コスパが良くないと思ったらやめようと決めました。

スマイルゼミを始めて項垂れる

誤解の内容に最初に伝えます。
スマイルゼミの是非を問うような話ではありません。
長男の学習姿勢についてお話します。

最初こそゲーム感覚で取り組んでいたのですが、慣れてくると「終わらせること」を目的にするようになりました。

ほら出た。
私はこれが大嫌い。正直に言います。大嫌い。

終わらせること/やったという実績を作ることに意味はない。

もちろんそんなことはないのかもしれないけれど(自信がついたり習慣をつけるという意味もあるでしょう)、
学習において、私は本当にこの点に価値を見いだせない。

特にスマイルゼミのようなタブレット学習は
メリットでもありますが親が見ていなくても◎付けまでしてくれるのです。
とてもありがたい機能ですが、同時にデメリットにもなります。
「わからない」と思ったら、適当に答えて「×→×→×→じゃぁこれが〇だ」とできてしまうのです…

このような学習であっても「ミッション」は達成したことになります。
結果としては「学習したね」というものになります。

「これ…意味ないじゃん」

ほんとここに尽きて、頭を抱えました。

あれ?私たちが毎日やっていた「なんでだろうquestion」とかって全然意味ないのかな?無駄だったのかな?
この子って、全く「学びの基礎代謝」高まっていないのかな?
学ぶということの意味を全く理解していないじゃん…

そううなだれました…

ママおうちお教室

とはいえ、スマイルゼミは年払い!
そして「とりあえず1年間取り組んでみよう」と決めて始めたこと。
まだまだ「取り組んだ」うちに入らない!

ということで、子どもがスマイルゼミをやっている様子を横で見ることにしました。
もちろんずーと見られているのは嫌な気持ちになるでしょうから。
私は基本読書。で、ちらちら見ます。
これは育休中だからできること!

私が隣にいるということもあり、「適当にやる」頻度は減りました。
それでもまだまだ「終わらせることを目的」にしています。

「何十分かけても、何時間かけてもいいから理解してママに説明できるようになるまでやって」

と厳しい言葉をかけたこともあります。

そういう時に長男は「もうやだ~」「だってわかんないんだもん」と言います。そしてぐねぐねぐねぐねします。

実際に問題を見ると「おお・・・今の小学生ってこんな難しい問題やってるの??」と思ってしまうようなものが時々あります💦
(余談だけど、これ本当に授業でやってるの??先生わかりやすく教えられるの?全員理解できてるの?と本当に思うようなものがある・・・)

そして私には、こうなったらついついヒントを与えようとしてしまう癖があります。
「ほら、ここに補助線をひいてみたら何か見えてこない?」とか、ついつい言ってしまいます。

でも、「そこに補助線をひく」という考えこそ大事なんですよね!
それを思いつくことこそ、楽しいんですよね。そのプロセスこそワクワクするものなんですよね。

ああ、私。その楽しみを奪っちゃってたんだ。
そりゃやっていても面白くないよね。
早く終わらせたくなるよね。

実際、私にだって早く終わらせて欲しいという気持ち、あります。
だって、私も他のことをしたいし、次男がぴゃあぴゃあ泣いたりもします。愛犬の散歩にもいかなくちゃいけない。買い物にだって行かなくちゃいけない。

ああ・・・パパっと理解してちゃちゃっと終わらせてくれないかな。

そう思っています。

だからまあ・・・長男が「終わらせること」を目的にするのも当然なのかもしれないな。

でも、学ぶ楽しみを奪うこと。これは絶対にやりたくない!
私の都合で時間を気にして、長男をベビーカーに乗せて「ひらめきの道」を私が爆走するようなことはしたくない!少なくとも育休中の今は。

そう思い、何も口を出さず読書をしていました。

長男は40分ほどグネグネ星人と化していました。
でも突然立ち上がると、タブレットを持って夫の仕事用デスクがある部屋へ移動しました。

そーっと見ると、デスクに向き合い
すぐ隣にあるコピー用紙にガリガリガリガリ何かを書いていました。

それから30分ほどしたら
「ママ!できた!大丈夫!説明できる!」
と部屋から出てきました。

手には汚い字が埋め尽くされたコピー用紙がありました。
「私そっくり・・・」と笑いそうになったけれど、努めて冷静に。

「ママに説明できるようになった?じゃぁ説明して」と伝えました。

すると

「わかっちゃったんですよ~。あのですね」

と、なぜか急にうさんくさい塾講師みたいな口調になって説明を始めました。

その説明はたどたどしく、わかりにくく、遠回りではあったけれど
それでも長男の言葉で、長男の思考で紡ぎ出されたものでした。

「よくわかりました。がんばったね」

と伝えると

「いやマジでさ~。超大変だったからね。
一回わかったと思ったんだよ。
それで説明する練習しようと思ったら、またわかんなくなっちゃってさ。
超つかれた~!え?おれ、どれだけやってた??」

と楽しそうに話し出しました。

そう。この「楽しそうに」こそ大事にしたい。

因みに、この問題。
3日後に出したらまた手が止まってグネグネ星人になっていました。

マジか・・・と思ったけれど、
解くための最初の壁。そこに気づいて答えまでのプロセスを一度はたどっているんだから、必ずできるはず!
この時はグネグネ星人時間は15分くらいでした。

突然
「あ!そうだった!思い出した!」と言って手が動き出しました。
回答までの道を見つけた瞬間でした。

そして私はスプシを作った

それでもまだまだ「終わらせる」ことを目的にしています。
うーーーん・・・やっぱり、私も早く終わらせて欲しいと思っちゃうしなぁ。
結構深い課題なんだと思います。時間をかけて解いていく必要があるな。

ところで、スマイルゼミは、毎日「ミッション」を作成してくれます。
その子にあったミッションらしいのです。
このミッションは、達成度合いや進捗度合を基に組まれるようです。

そこで私は気になった。

「終わらせる目的で達成したもの」と「そうでないもの」の区別をつけているのかどうか?

たぶんそんな区別はつけていない・・・というか、たぶんタブレットでは付けられないだろうな、と思いつつもスマイルゼミに質問してみました!

やはりそのような観点で判断はしていないとのこと。そりゃそうだ。

でも私は決めたのです。
このスマイルゼミを1年間使い倒そうと!

そこで、取組状況をスプシにまとめることにしました。まずは簡単にできる算数から。

毎月出される単元を全てスプシにうつし、
取り組んだ日の点数と時間を入力していきます。

すると、「はい。これ、適当にやりましたね」というのがある程度わかる笑
逆に、何度やっても毎回100点をとれている単元もある。これは本当に理解できているんだろうな。

因みに我が家では「7ミッション+計算ドリル+コアトレ」を毎日の必須としています。(あとなんでだろうquestion…大変だよね…)

スマイルゼミがプレゼントしてくれるミッションは4つ。
なので3つは自分で好きな単元に取り組めます。

「ママ、今日はどれやる?」と聞いてくるので、スプシを見て

「うーん・・・5月の発展問題…毎回最初は100点取れていないな。
久しぶりにこれをやるか」と思いを馳せてプレゼントすることができます。

「うわ!きたこれ~!」と言いながらやっています。

スプシはスタートにすぎず。
もっともっとスマイルゼミを使い倒そうと思います!

さいごに

なんだかんだと書いたけれど、
「生き抜く力をつけてほしい」「でも、学校の学習にもついていってほしい」「なんなら楽々ついていってほしい」「もっというと先を進んでほしい」
こんな風に欲深い私。

今の我が家の方法が良いものなのか、それともよろしくないものなのか…

全くわかりませんが、とにもかくにも「やってみる」!これに尽きます。

自分が勉強をするのはなんて簡単なんだろう…
毎日そう感じています。

でも、これもまた私の学習。
この経験は今だからこそできるものだと噛みしめています。

最後までお読みいただきありがとうございました。

誰かの何かの気づきになるようなnoteであれたら幸せです。










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