激辛唐辛子セット
食べたもの:激辛唐辛子セット
販売店:Peppers.jp
食べ歩きと言っておきながら、激辛初投稿は激辛おうちご飯の投稿になります…笑
今回作った料理は以下の3種類で、ピクルスだけ別の日に食べています。
・エマダツィ(失敗)
使用唐辛子:ハイナン・イエロー・ランタン、モジョ・ブラッキー、コンゴ・イエロー、ロクサ・トゥララ、ハバネロ交雑種、細長い唐辛子
・丸ごとカマンベールとミニトマトと唐辛子のアヒージョ
使用唐辛子:コンゴ・イエロー、ロクサ・トゥララ、ハバネロ交雑種、細長い唐辛子
・激辛唐辛子のピクルス
使用唐辛子:(左)細長い唐辛子→ チョコレート・スコーピオン→ モジョ・ブラッキー→ ハイナン・イエロー・ランタン→ ロクサ・トゥララ→コンゴ・イエロー(右)
エマダツィはブータンの料理で、唐辛子のチーズ煮込みらしいです。
今までに作ったことはなかったし、食べたのも一度だけなので、正解がよくわかっていないのはあるのですが…
とりあえず、ネットでレシピを探して見つけたレシピの通りに作ったつもりだったのですが…
どう見ても別物に…見るからに粘度が違うし、塩が多すぎたらしくかなりしょっぱくなってしまいました…
辛さよりも塩辛さがつらい…
そして、チーズがなかなか溶けてくれなくて煮込みすぎて唐辛子がグズグズに…
おかげで卵雑炊みたいな見た目になってしまいました…笑
仕方ないので牛乳と玉ねぎを足して塩分とチーズの塊をごまかす作戦に出ました(笑)
更に煮込んでいると、乳製品のクリーミーな香りと独特な香りのする唐辛子系の香りが入り混じった一言では言い表し難い香りが漂ってきました(笑)
食べてみると、わりと美味しいしクリーミーなのにやたらと突き刺してくる一品に(笑)
赤い壺でいう5、6辛くらいの代物に仕上がった気が…笑
口にした瞬間、普通じゃない香りが漂ってくるし、口にした後少し遅れて辛味が広がるしその辛味も強めなのですが、その後乳製品のクリーミーさとコク、玉ねぎの甘み?が感じられて複雑な旨味が…
明らかにエマダツィとしては失敗したのに個人的にはわりと好きな味に仕上がってしまい、箸(スプーン)が進む…辛いけど旨い…癖になる…
唐辛子一つ一つの味はわかりませんが、自分で作ったわりには辛くて美味しい感じで満足感あります。
アヒージョは某レシピアプリに載っていた、カマンベールチーズとミニトマトのアヒージョを参考にしてミニトマトを一部唐辛子に置き換える改悪(笑)を行った一品です。
パッと見は色違いミニトマトを入れているように見えるカラフルな仕上がりな気がします。
ミニトマトと思って口に入れると大惨事になるでしょうけど…笑
間違い探しみたい…笑
カマンベール、ミニトマトを食べるとオリーブオイルとそのものの旨味、唐辛子から出た辛味が程よく絡み合って美味しいです。
唐辛子はサイズ感の問題で3種類になったのですが…
ハバネロ交雑種は交雑種とはいえハバネロに変わりはないわけで、口の中に含むとわりと嗅ぎ慣れたハバネロの香りが広がります。
あっ、これハバネロだわ…とわかり切ったことを考えてしまうほどハバネロでした。
わりとダイレクトに唐辛子が味わえること受け合い。
コンゴ・イエローはそこまでひどいクセはないような気が…?
少なくとも自分が苦手なタイプの香り(モルガスコーピオンぽい感じ)はしない気がしました。
ロクサ・トゥララはダメな気がしました…
細長い唐辛子は輪切りにして、普通の輪切り唐辛子に擬態させて?入れたのですが、
オイルのちょっとしたアクセントみたいな感じになってこれはこれでいい仕事してる感じです。
そして、オイルは入れた唐辛子や他の食材などから出た旨味が溶けて旨辛…!
ピクルスは他二つよりは遅れて食べたので、感想が前の2つとブレているかもです。
ピクルスはかんたん酢があったので、かんたん酢にホールのブラックペッパー、にんにくスライス、ローリエを入れるだけのお手軽仕様で作りました。
出来上がったものを並べてみてまず…映え感ある…と思いました(笑)
カラフルですよね…まさかこれが劇物となり得るものとは…笑
細長い唐辛子は鷹の爪代わり?みたいな気分で入れたのですが、結局一つの唐辛子として食べてみることにしました。
これは嗅いだことがあるような独特の香りがあり、噛み締めて少しするとピリピリとした感覚がじわりと広がります。
なんの匂いに近いかは思い出せないので、そういうのをハッキリさせられるようになりたい…
チョコレート・スコーピオンは口に入れた瞬間からにおいがすごい…モルガ・スコーピオンに近いタイプの香りです。
口に入れてすぐは特にさほど辛さがあるように感じなかったのですが、少しするとヒリヒリとした感覚が口内と喉に広がる…喉にくるのがなかなかダメージになりますね。
モジョ・ブラッキーはあまり香りは強くなくほのかに青臭い系の香りがするくらいで食べやすい感じです。
口に入れてしばらく噛んでいるとじわじわと小さく突き刺すような辛味が広がりました。
ロクサ・トゥララは口にした瞬間からにおいがけっこうキツいです。
口に入れた瞬間の香りに噛むことをためらってあまり噛まずに飲み込んでしまったので、1度目は口内であまり辛さの分析ができませんでした…
2回目の実食で感じたのは、これも後からくる系で一拍置いてじわーと辛さが広がりました。痛い系。
香りはモルガ・スコーピオンを思い出す系統です。
ハイナン・イエロー・ランタンは少し甘めな香りでどぎつさがなく食べやすいと思いました。
こちらは辛さは徐々にじわじわくるような気がする感じで、この中ではさほど強くはないかなと。
コンゴ・イエローは若干甘い香り?と思いましたが、噛むと青くさい?独特な香りと苦味がまず感じられました。
そして、後からじわりと辛味が広がります。じわじわくるタイプ。
正直、エマダツィはリメイクする前は地獄のような(塩分が)食べ物になってしまったと思ったのですが、リメイク効果と一晩置いて味が馴染んだりするような効果でもあったのか、最終的には美味しくいただけましたし、アヒージョも半分残して翌日残っていたきのこを追加していただいたらきのこの旨味も出てさらに美味しくいただけて、自分に激辛料理なんて無理でしょと思っていたわりに満足できる仕上がりになってよかったです。
・まとめ評価(香り、味等) ※あくまで個人の感想
【チョコレート・スコーピオン】
香りがモルガ・スコーピオンに近い?という印象。
袋を開けただけで匂ってくるレベルでわりと強烈。
辛さも強めで、噛み締めてからやや遅れて一気に口、喉に広がる。
【モジョ・ブラッキー】
香りはあまりしなくて、口に入れた時点で少しするくらい。
やや青臭さを感じる。
辛さはやや控えめで、噛み締めてからやや遅れて小さく突き刺す痛みが広がる。
【ロクサ・トゥララ】
わりと香りはきつめで、チョコレート・スコーピオンとは違う気はするものの、香りがモルガ・スコーピオンに近いタイプ?
辛さは強めで、噛み締めてからやや置いて痛みがじわじわ広がる。
【ハイナン・イエロー・ランタン】
香りはあまりしなくて、口に入れた時点で少しするくらい。
甘め?の香りで食べやすい。
辛さは弱めで、噛み砕いた瞬間からじわじわ広がる。
【コンゴ・イエロー】
香りは丸のままだとあまりしないけど、口に入れた時点でハッキリしてくる。
一瞬甘く感じて、その後独特な香りと青臭さ?が感じられる。
辛さはやや弱めで後からじわっとくる。
【ハバネロ畑の交雑種】
丸のままでも鼻を近づけて匂いを嗅ぐとハバネロっぽい香りがします。
噛み締めると多少の苦味?とハバネロの強い香りがします。
辛さはこの中では中間くらい?ピクルスにしていないので比較が難しく…
【細長い赤唐辛子】
丸のままだとあまり香りはしないが、刻むとわりとキツい香りがする。
辛さは弱めで、噛み締めて少しするとピリピリとした感覚がじわりと広がる。
食べ比べしていて思いましたが、もっと唐辛子テイスティングできるようになりたいです。
そもそも表現の幅が狭いのをどうにかしたいです。
語彙を増やしたところで感じたことを表現するのに使えなければ意味がないですしね…
そういえば、短時間で辛さとか味をリセットしようとしたら、私には珍しく牛乳がぶ飲みすることになりお腹が水っぽかったです(笑)
この唐辛子たちは直に食べるとそのくらい辛いということですね…
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