5日間ワンオペママの生活に密着!どえらい速度で○○○○を回してた話
2022年4月に、
ワンオペママのお家で5日間過ごしました。
「お手伝い」という名目のホームステイ。
この経験によってわたしの中でどのような感情が芽生えたか、何に驚いたかをおっぴろげに綴ります。
この記事は、子育て中のママへのリスペクト&全ての女性に向けてのエールです!
少し長くなりますが、お付き合いいただけたらこれ幸いです。
Aちゃんの子どもは3歳と0歳の女の子。
わたしがお家にお邪魔するタイミングは、3歳女子の慣らし保育期間2週目でした。
また、
Aちゃんの旦那さんは東京に単身赴任中。
つまり彼女はワンオペで2人の子どもを抱えて、
4年ぶりに仕事復帰するという、
かなりヘビーな状況。
たまたまわたしは失業給付中ということもあり、
このタイミングで
お手伝いという名目のもとホームステイしたわけです。
(もちろんお互いの旦那さんからはOK出てます〜)
子どもは可愛い存在と再認識
『ピーッンポ-ン』っと夕方にお家のチャイムを鳴らすと、
ドタドタドタと音が聞こえ、
「お待ちしておりましたーーー!!」と36歳と3歳の女子から最高の笑顔で出迎えられた初日。
旦那さんの書斎部屋へ連れられ、荷物を置くなり、
アラフォー同士の会話が弾みまくる!
3歳は「お話やめて!」とそれに激怒。
0歳はすっかりわたしに慣れてくれ、舐め回したおもちゃをたくさんわたしにくれました。
うん。やっぱり、子どもは可愛い。
自慢ではないですが、わたしは子どもにすぐ懐かれます。
そして夫も。
それがわたしの持ち味でもあり、「なんて味をもってしまったんだ」と、悲観するときもありましたが、
今となっては、「武器にでもしてやろうか!」とさえ思います。
初日の夜は、3歳女子が
「ママとみりこちゃんのパジャマパーティーがはじまるよぉぉ!」
と叫びだしました。
見るとフルーツがたくさんのったホールケーキが!!
サプライズ!!
3月にアラフォー突入になった女子たちは自分たちでお祝いの言葉を言い合い、
3歳女子にろうそくの火を消してもらい、
0歳女子がよだれを垂らしながらこっちを見ている目の前で
ケーキをほおばりました。
初日の夜から、
毎日「今日はパジャマパーティーだよ~」がスタート。
みりこちゃんはパジャマパーティーの人という認識がついてしまったようで、
日が暮れて、夜ご飯食べる前に言うと、3歳女子はご機嫌に食べてくれました。
0歳女子は、よく食べ、よく寝て、手がかかりませんでした。
メガネをかけたよく笑う人を見ると、すごくよく笑う性質のようです。
「わたしメガネかけて笑う人でホントよかった~」と、彼女のおかげて自己肯定感UP。
泣いても、笑ってても、怒ってても、子どもは可愛い。
けれど、これが毎日繰り返され、もう一つの命が動いている……と思うと、
身が引き締まる。
子育てって、尊いものだと思っていたけど、
緩んで、締まって、その繰り返しが子育てなんだ……と改めて感じました。
初日に簡単な片付けの方法を教えてもらい、
Aちゃんが寝かしつけの間に一通り片付けて、
夜は大人の時間がスタート。(もちろんお酒は必須!)
夕方以降忙しくなる時間帯は、そんな毎日を過ごしました。
大人だって人間だもの。女の子にもどる時間は必須
昼間の慣らし保育中と、Aちゃんが寝かしつけている間は大人の時間。
2人で話したり、
共通の友人Bちゃんも合流して、美味しいもの食べたり、
家で焼き鳥焼きながら晩酌したり。
別々の友人との時間を過ごしたり。
Bちゃんはすでに育休復帰して、仕事をしている人。
「正社員と育児との両立が難しい。」と言い、
今月、14年勤めていた職場を退職する決意を報告してくれました。
「子どもがそばに今いないから言うけど、正直、もう残業やら家事やら、全てがキツイ…」と、
初めて彼女の涙を見ました。
わたしが退職したことをきっかけに決断したらしく、
「退職や失業手当のことなど教えてー!」と、
涙の後はビールを飲みながら相変わらずの笑顔に戻っていました。
「せっかくだから、女子的なことやろう!」と、
世界一の朝食を食べたり、
カフェで長話したり。
顔を突き合わせて話して、
笑って、
さらに美味しいものを食べて…
女性なんだけど、女の子に戻った瞬間でした。
昼間は至福の時間を過ごすものの、
夜はパジャマパーティーという名の寝かしつけに向けてのイベント。
しかし朝は……
こじらせ3歳女子出現!!
保育園の先生がコロナになる前は機嫌よく行ってたと聞いてましたが、
お休みをはさんでしまったため、朝はこじらせちゃんに大変身!
「ドラえもんみたい!」
「顔洗いたくない!」
「ご飯食べたくない!」
「髪の毛は何であるの?」
「保育園行きたくない。○○先生怖いんだもん」
毎日バリエーションを変えて保育園行きたくないことを全身で訴えてきます。もちろん泣きながら。
これがイヤイヤ期か……
その後も自転車に乗せるの一苦労。
3歳女子の力を完全になめてました。
歩いたり、タクシーも考えたり。(タクシー券なるものがあるらしい)
どうやら保育園でも一悶着あり、保育園へ子どもを届けたAちゃんはグッタリして帰ってきました。半泣きで。
わたしも話を聞くしかできず、
どうすればAちゃんの気持ちと体が楽にいくか。
3歳児目線なら、こう思っちゃうか~…など客観的な気づきの部分しか言えませんでした。
必殺!ワンオペママの○○○○!
わたしの話も聞き入れ、
Bちゃんの助言なども踏まえてAちゃんがとった行動は……
これは一部に過ぎませんが、
半泣きで一旦落ち着いてから、
Aちゃんは高速でいろんな事柄にPDCAを回し始めたのです!
こうやってみて、コレでダメなら、こうして……
日々タスクや考えないといけない事案、勃発する事柄の対処。
「もはやコレ仕事やん!」と、わたしは驚愕しっぱなし!!
最終的に、
「もう極論、お風呂はいらなくても(極端に汚いところは拭くぐらい)顔洗わなくてもご飯食べなくても大丈夫!
保育園にさえ届けれたら、それで良しと思おう!」っと着地。
朝起きて、夜考えていたことを実行。
保育園に送り届けた後反省会。
帰ってきたら反省を活かして、また実行。
子育てもPDCAなんですね!
ワンオペママと生活したことで起きた気持ちの変化
勝手な想像だけど、子育てって尊いものだと思っていました。
そしてキラキラしていて、
「キレイでいることも忘れず、時間と心に余裕をもって生きてます~」っていう雑誌のイメージ。
けど、雑誌や子育てしている話を聞くのと、生活を見るのとじゃ感じ方が違いました。
フッ軽で、独身時代からなんでもできちゃうワンダフルガールのAちゃんだって、
悩んだり、泣いたり、イライラしたり、発狂したり。
見えないところでたくさんの壁にぶち当たり、
努力と試行錯誤を繰り返していたんです。
けど、
これって子どもを育てていなくても誰にでもあることですよね??
以前「子育ては生活の質が変わる!」とキラキラ雑誌に書いてありました。
子どもを育て上げた達成感はきっとあると思うけど、
子育ての過程には、誰にでもある感情の積み重ねも含まれているのかな~?っと思ったり。
今回一緒に過ごしたAちゃんは気心知れている人。
「適当バンザイ!汚れなんて気にしないゼ!」という性質をもっていたからそう思えたのかもしれません。
Aちゃんがそんな人柄だからこそ、
わたしの率直な意見にも応えてくれました。
そんな彼女だからこそ「わたしにできることがあれば言ってね。」
っと、わたしからこんな言葉が出てきたのかもしれません。
家族みんなもごきげんに。
もちろん自分自身もごきげんに生きることが一番。
これは子育てしていても、していなくても共通事項。
自分がごきげんでいるために、なにかに頼ったり、甘えたり、やめたり、変えたり……
そうやって生きてるのであれば、
自分を褒めてあげよう!って思えました。
世の中の女性よ!
自分とうまいこと折り合いをつけながら、
わがままに生きてみようじゃありませんか!
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