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看護職は看護職として働くべきなのか(パート2)

「今は看護師さんしてないんですか?もったいない〜」

「でもお子さん大きくなって子育て落ち着いてきたら、いつでも戻れるお仕事ですしね。羨ましい〜」

昨日、用事があり出かけた先でこんなことを言われた。


正直、またか〜〜〜〜と思ってしまった。
そんなnoteを去年も書いていたけれど。


以前だったら「え、私がやっぱり普通じゃない?間違ってる?」と永遠にもやもやぐるぐるしていたと思う。

でも今回は、「あ、私の価値観とは違う方ですね。あなたの価値観はそれなんですね、うんうん。色んな考え方があるよね」と心の中で言えた。
(まぁ若干のもやもやは残るんだけど)

この「私とあなたは違う人だもんね。価値観違って当たり前だよね」と切り替えられるマインドになったのが去年から大きく成長したんだなぁと感じた。

こうやって思えるようになったのはどうしてだろう?

多分、この1年で自己理解が進んだからじゃないかしら。

今どんなことを一番大切にしたいのか、仕事を選ぶ上で私にとって重要なことは何か、そして何をしたくないのか。


自分の得意なこと、苦手なこと、好きなこと、嫌なこと。


ストレングスファインダーをはじめとした診断や、コーチング、セルフコーチングを通して「わたし」がどんな人なのかが少しずつわかってきたから、「自分と人の価値観は違って当たり前」と思えるようになったのかなと思います。

冒頭の言葉も、相手は全く悪気がないこともわかっている。
これは相手の解釈が入っている言葉で、別に私に向けた言葉じゃないかも、と第三者視点でみられるようになったのも成長。

恐らく、相手は「看護師=資格がある=辞めても働ける=もったいない」という思考だったのかな。
(これもわたしの解釈ではあるけれど。)

私にとっては「今は夜勤や年末年始のシフトもこなして働くよりも、子どもとの時間だったり、余白のある毎日を過ごしたい」というwant toがあります。

もちろんお給料という意味では、働かないと!みたいなhave toもあるから難しいところではあります。
そして、私の中にも「仕事としては嫌いじゃないから、私に合う働き方ができるんだったら良かったのにな」という思いもあるから余計にモヤモヤするんですよね。


「家庭の時間も確保できた上で、助産師として働けるのならそれがベストなのに」

これが私の一番の思いでした。
だから、世の中の求人でそれが叶わないのなら自分で作るしかない。
そんな気持ちで動き始めています。

大事にしたいことが人によって違うから、相手の言葉にモヤモヤしたり振り回されたりするんだな、と最近気づきました。
少しずつだけど、自分軸で物事を考えられるようになってきたのかもしれない。
まだまだ訓練中だけど、これからも自分の気持ちと向き合っていけたらいいな。

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さっこ|気軽に話せる助産師
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