最後の抱っこはいつになるんだろう
3歳の娘はとっても甘えん坊で、抱っこが大好き。
大人の足で徒歩3分の幼稚園の行き帰りもずーっと抱っこ。
登園時に担任の先生に見つかると、「歩きなよ〜!歩けるじゃん〜!」といつも笑って声をかけられていた。
娘は「だって、だっこだいすきなんだもん」と全然離れようとしない。
そもそも歩くことがあんまり好きではないらしく、幼稚園のお散歩も、途中「疲れた」とぐずぐずになっていたらしい。
でも、なぜか先頭にするとやる気になるらしく、先生も工夫して「明日はたくさん歩くので、先頭歩いてもらうことにしました!」とか教えてくれていた。
いいポイントを見つけてくれてありがたい。
そんな話を先日友だちにしていたら、「うちの姉、小1まで父に抱っこしてもらって学校行ってたらしいから。それでも一応ちゃんと大人やってるから、大丈夫だよ〜」と言ってもらった。
小1まで抱っこで登校できるかは自信がないけれど、でもまぁ確かに、歩けないわけじゃないしいつか歩くようになるよね。
気長に待つか〜。
…なんて思っていたのに、ここ2週間くらいは手をつないで登園している。
今朝ふと「そういえば最近ずいぶん抱っこが減ったな」と思った。
俵万智さんのこの短歌、初めて知った時まだまだ娘は赤ちゃんだったんだけど、涙が止まらなくなってしまった。
気付いたら抱っこしなくなっていて、
いつの間にか手をつなぐこともなくなってしまうんだろうなぁ。
成長を感じると同時にちょっぴり寂しくなっていたんだけど、今日の帰りは無邪気に「だっこ!」と言われた。
え、歩くんじゃないんかい。
と思いながら、今日はちょっと嬉しくて、娘のもちもちほっぺを堪能しながら抱っこで帰った。
抱っこは大変だけど、まだまだ甘えん坊でいてくれると嬉しいな。
でも長い距離は歩いてほしい母なのでした。
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