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個性=時間とお金の作り方・使い方

スーパーからの帰り道の5分間、いつも自分の現在地を見直させられる。

朝からベッドの上にしかいられないような鬱々とした日でも、外に出て冷たい風を浴び生活に必要なものを買い足してきた帰り道はふっと冷静になる。

冷静になると、一気に将来への不安が押し寄せる。
ベッドから動けない時の絶望感とはまた違う、もっと広くて社会と地続きな不安感。

以前の生活と今の生活を比べたり、自分が本当に欲しいものは何なのかを考えたりしながら歩いている中で、今日ふと気づいた。

結局これら全部、 『時間』と 『お金』の 「作り方と「使い方」の話なんだと。
生きていく中での数々の課題は、全てこの枠組みの中にある。

それに思い至った時、急にこの世界がシンプルに感じられ、常に複雑に考えすぎて疲れている私にとって、それは救いにも感じられた。

仕事と自由時間、給料と生活費、やるべきことと夢。
恋愛も趣味も全部そう。
人間周りのことは時間とお金の折り合いによってできている。

私たちは、生きていく中で時間とお金の作り出し方を考え、自分なりの使い方をする。
そうすることで、誰一人として同じものはない「人生」ができていく。

みんな平等でシンプルな構造の中に、一つとして同じものはない複雑さが存在する。
それが人間の、人生の面白さであり、価値なのかもしれない。

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