言語と向き合う ~アイスランド語編~
アイスランド語の勉強を始めて1年と数ヶ月、本当に少しずつながら自分の理解の幅が増えてきてるのが分かる。嬉しいよね、やっぱり分かってくるようになると。
最初の1年は基礎中の基礎だったので本腰が入らず、たま〜にアイスランド語を使ってみるくらいだった。今年2年目はさらに実践重視のコースへ。言うならば社会人用クラス。クラスメイトはレベルが高くペラペラ喋ってるし、クラス自体は基本アイスランド語で英語での補助説明が一言二言あるくらい!毎回脳みそをフルに駆使して参加しているけれど、理解度は7割程度といったところか。いやーーー難しい!!!
でも分からないことがたくさんあると向上する幅も無限にあるということ。最近では周りで話されているアイスランド語がただの雑音ではなくなってきた。隣で話している会話を思わず聞こうとしてしまうし、お店に入るとアイスランド語で話そうとしている。なにとて旦那にアイスランド語での会話を仕掛けている(向こうは英語で返してくることもしばしば)!もう子どもほど脳は若くないけれど、それでも成長しているんだなと実感できて嬉しい。
言語とはその国/文化の真髄みたいなものだと思っていて、その地域の言葉を学ぶことはそこで暮らしていく限り敬意の表明というか礼儀のような気がしている。日本語を学んでいますと言われたら嬉しいのはそういうことではないかと。だから英語だけでもアイスランドで生きていけるけれど今はもっと近づきたい。
日本語、英語、そして現在アイスランド語。思えば生まれてから今までずっと言語と向き合い、言葉を必死で探している。言語学習とは辛くなるもの。英語を習ってたときは分からなさすぎて何回も泣いたし、今でもアイスランド語から英語に逃げることはある。ただやっぱり言葉を操りたいし、現地の言葉を話したい。そして素敵な言葉を使いたい。
「難しい難しいと言っていてもなにも得られないよね、難しいと言いながら今あなたはアイスランド語を話しているしこうやって会話ができている。その自分を認めてあげてさらに上を目指していくべきだよ。」
教授から言われた言葉。心に留めて今日もひとつ課題に取り組んでいくよ。