心が動かなくなった
接客や営業など、色んな人と接する仕事から、毎日同じ人と仕事をする事務職に転職して2年。
仕事を一通り覚えて時間に余裕ができ、業務の効率化に取り組む段階になってきた今日この頃、なんとなく物足りなさを感じています。
その理由は「心が動かなくなったから」。
接客をしていた時は毎日やることは同じでも、お客さまが違うとその日の雰囲気も変わり、新鮮さがありました。
今日はどんなお客さまに会えるだろうというドキドキ、わくわく、ちょっとしたハラハラもあり、常に心が穏やかに動いているような状況。
例えるなら、振り子時計がいつも一定の速度でゆらゆら揺れているような。
一方で現在はいつもと同じ業務、同じ人、コピー&ペーストのような毎日。
ドキドキ、わくわくすることは無くなり、心がピタッと止まっている状態で、時々起こるイレギュラーに過剰にハラハラするようになりました。
『何もない』がデフォルトになってしまっため、少しでもいつもと違うことが起きると、過剰に心が揺れ動いてしまうようになったのです。
ここまでだと、早く接客業に戻りなよ、と言いたくなるような文章ですが…
正直言うとお給料は今の方がいいし、自分で仕事の調整ができるから休みやすい、座り仕事なので多少体調が悪くても乗り越えられるという、体に優しく働きやすい仕事なのも事実。
でも、このままだと心の方がどんどん衰えていくなぁ…と悶々としていた時、Xで興味深い投稿が目に入りました。
わたしの場合、今の仕事は『得意なこと・稼げること・世間が必要とすること』が交わる部分。
『A : 気は楽だがむなしく感じる』という表現がしっくりきました。
逆にわたしが求めている接客のような機会は『得意なこと・好きなこと・世間が必要とすること』が交わる『B : 楽しくて満たされるが富は得られない』という部分。
たしかに、お給料や体力的に厳しいことを理由に接客業を離れたので納得です。
じゃあ、今後はどうしていったら心が生き返るのか?
今の仕事を続けつつ、休日にBに当てはまることに取り組んでいくのが最善策だと思います。
上記のポストはキャリア形成についての内容なので、4つの条件が当てはまるものを生きがいと表現されていますが、わたしの場合はA (仕事)とB (私生活)どちらも同時並行で進めていけば、今よりもっと彩りのある、心が喜ぶ生き方ができるのではないかと思います。
さらに考え進めていくと、Bとして何をしていくのか。
今までは前に勤めていたカフェにお手伝いに行っていましたが、最近は人員が揃ってきたこともあり、助っ人ではなくお客さんとして行くことが多くなりました。
また、以前にも書いていたとおり、天文台のボランティアとして活動していますが、こちらも月に1回程度で頻繁に行くことが難しい。
こうなったら、新しい何かを始めるしかない。
今までは誰かが主導していたことに便乗する形だったけれど、自分でスケジュール管理して、今の仕事と並行して楽しめるような何か…
そして、個人的には今年は色んな人と出会う年にしていきたいと思っているので、人と接する何か…
まだまだ考え中ですが、ここから一歩踏み出せたら人生が変わっていくような予感がするので、久しぶりにnoteに記しておきます。
心が動いてなかったからnoteに書く話題もなかったのだけど、こうやって文章にできているということは、心が動き始めている証拠だと思うから。
2024年も中盤、これからどうなっていくか、とても楽しみです。
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?