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お店をつづけること。

久しぶりの投稿は、ちょっと危機感やスピードを意識した内容になりそうです。

ここ3ヶ月のことを振り返るnoteから再開しようと思ったけど、なかなか一刻を争うような事態なので、情報共有のようなものになります。


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見えない敵と闘っている現在で1番大切なのは「健康な体と心」です。
わたしの好きなBUMP OF CHICKENも「健康な体があればいい 大人になって願うこと」と唄っているように、思い通りに体を動かせる状態です。

これが1番だということを踏まえた上で、次に大切なのは、お金だと思います。

今色んな会社やお店が休業を強いられています。
例に漏れず、わたしが今働いている会社も完全在宅勤務で、店舗は1月末からずっと休業しています。

まず、売上にしがみつかず、スタッフとお客さんの安全を最優先させて休業の選択肢を選んでくれた全国の責任者の方に感謝です。
その英断のおかげで、周りのお店も休業し、自然とお客さんはお家にいることになり、確実に感染防止に繋がっています。


で、店舗を開けられない今が商売人のみなさんの腕の見せどころです。
多くのお店はECに舵を切り、おやつ便などのオンラインでの商売に着手しています。

今まで店舗もECも同じように力を入れてきたお店さんってすごいですね。
もう環境を整えてあるし、対応に慣れているから、注文して24時間も経たないうちに届いたりしてとても驚きました。

でも、そこももう定員オーバーです。

もはやオンラインやテイクアウトの市場でも競合ばかりの中、自分のお店を選んでもらうための差別化が必要になります。

正直、値段勝負だと「いつもならもっと利益があるけど、こんなに減るのに頑張らなければいけないのか…」とお店側が疲弊してしまうので、あまりおすすめは出来ないのかなあ、と。
しかも、そのあとに「安くないなら買わない」というお客さんが出てしまう。

学生時代にアパレルで働いていた時、新作でも早々に期間限定価格で売り出すものだから、お客さんに「新作かわいいけど安くなった時にします」と何度も断られたことがあります。
それだけ「値下げをする」というイメージは、プロパーで売りづらくなるので厄介です。

なので、差別化を図るために

①そのお店独自の商品、ここでしか買えないもの
②その商品を買うことで何か「いいことをした」と思えるもの
→助けあいの風潮になっているので
③目新しいコンセプト、コンテンツで打ち出す→あえていつもは買えないような高級志向のものや、次回の来店を促すもの

特に③については、普通のおやつ便でも、その中に入っているジャムの瓶を持ってきてくれたら割引でジャム売ります、とか。

②でも、もし投げ銭やクラウドファンディングみたいな形でなくても、商品と一緒に
「こんな大変なときに選んでくれてありがとうございます。お店のチケットを同封しますので、よかったら落ち着いたときにお店にいらしてください。直接お礼をさせてください。」
っていうメッセージカードを入れるとか。

あと重要なのが、

普段通りの営業が出来る様になっても継続できるもの

遠方のお客さんが注文してくれたとして、お店にはなかなか行けないけどまた買いたいなと思ったときにECに何も出品してなかったら、リピーターを失うことになります。

そして何より、今回のようなことがもう1度あった時に慌てないため。

ある意味、今がECを含むお店の経営の仕方を見直すチャンスだと思います。
この局面をうまく切り抜けられれば、きっと2度目は自信を持って対応できるはずです。

あと、店舗がなくても売上を立てられるならその方がいいですよね。


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長々と書いてみましたが、正直わたしもこれらを考えている途中で、試行錯誤の日々です。
それにもともと自走出来ないくらい始まったばかりのお店なので、『確実に売上をあげるためには』という初期の段階にいます。

でも、こんな不安で何が正解かわからない状況なら、せめて情報共有をして少しでも安心できるお店さんがいれば、と思い書きました。


在宅勤務なので、実は先週から電話営業も任されています。
主にパン・ケーキ屋さんに電話をしているのですが、話を伺うとどのお店さんも忙しそうで、皮肉にも絶好調な業種かもしれません。
ということは、それに似たカフェや飲食・製造の方々にはチャンスがあるということだと思います。

どうか、がんばりましょう。

営業が原因で仕事を辞めたのに、また営業をすることになり心底落ち込みモードでしたが、おやつ便で届いたおやつたちを楽しみになんとか日々を繋げています。

こんなわたしを救うためにも、どうか、ECでの安定的な供給と収束後の運営再開の約束をお願いします。



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