ルンペン鮫

生きるのが苦しい社会人2年目

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親知らず4本抜歯 2日目

 ろくに眠れず目が覚める朝の6時ごろ。顎がとにかく重い。ベッドでごろごろ寝返りを打っていたら、看護師さんが入ってきた。まさか私が起きていると思わなかったのか少々驚いた様子だった。血圧と体温をはかり、痛み具合を尋ねられる。処方された鎮痛剤、ボルタレンは食後に飲むことを推奨されているため、朝ご飯の後に飲もうかと思っていたが、痛むなら朝ご飯前に飲んだ方がいいですよ、と勧められた。  さすがはボルタレン、飲めば痛みはすぐに引いた。4時間おきに飲んでもいいので、次は昼頃かな、とぼんやり

    • 親知らず4本抜歯 1日目

       前日は駄々をこねまくって友達に散々慰められたが決心がつかず、嫌々病院に行った。これから痛い目に遭うことが分かっているのだ。ビビりまくる自身を叱咤して入院窓口で手続きを終えて病棟へ上がる。ナースステーションは閑散としており、人がいなかった。このままバックレたい、と思っていたら、お伺いしましょうか、と声をかけられた。  病室に案内され、パジャマに着替える。私はうっかり前開きでなく上からかぶるタイプのパジャマを持ってきてしまい、パジャマを1日だけレンタルすることになった。甚平タイ

      • 親知らず4本抜歯 手術前

         歯列矯正の一環で、親知らずを抜くことになった。矯正歯科の先生から紹介してもらったのは、大きめな病院の口腔外科医だった。電話をして受診日の予約をとり、初めて行く病院にどきどきしながら向かった。  診察の前に歯のレントゲンをとり、そして先生とご対面。ザ外科医といった風貌の先生だった。私の親知らずは右下が横向きに埋まっており、それ以外はまっすぐ生えていた。右下と対になる右上は一緒に抜かないといけないそう。そこで先生は私に提案する。 「どうする? 一気に4本抜くこともできるよ」  

        • やばい指導に当たった時②

           指導者はブラウザバック推奨。わたしはおおよそ新人の味方です。だってわたしがそうだもの。 放任主義を通り越して放置または無視してくる指導者 文字通り放置・無視される。こちらからこまめに報告しているにもかかわらず忘れられるし、報告しなければ無かったものにされる。どうしようもない。手が空いてたらなんとなく教えてくれるが、だいたい忙しそうにしていて全く相手にしてくれない。そもそも指導者としての責任感のかけらもなく、指導をする気がないことが多い。あるいは重度の新人嫌い。死んでも定時

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        • 親知らず
          2本
        • 実習関連
          5本

        記事

          ヤバい指導者に当たったとき ①

           新人なら必ずぶち当たるであろう、指導者と合わなくて仕事に行きたくなくなる現象。安心してほしい、私も毎日行きたくない。  指導者のタイプごとに対策を考えたが、これはあくまで私なりの経験に基づくものであり、どうか愚直に信用はしないでほしい。  そして毎度のことだが指導者の立場にある先輩たちはもれなく気分を害するので今すぐブラウザを閉じてほしい。 いわゆるできる女のフリをしている先輩 ツンツンしていて話しかけにくかったり、偉そうにめちゃくちゃど正論をぶつけられるがこのタイプ

          ヤバい指導者に当たったとき ①

          実習生に言わないでほしい言葉

           あくまで私が実習生だったときの話である。もちろん懇切丁寧に指導してくださった先生たちのおかげで今自分が理学療法士として働けているので、感謝と尊敬の念はある。  とはいえ、ぶっちゃけ酷い扱いを受けたと思っているので、ここでぶちまけようと思う。  もし読んでいる人の中で指導者にあたる先輩がいたら、不愉快になると思うのでぜひ読まないで欲しい。 はあ?なんて? ただでさえこっちはビビリ散らしてるんだから、威圧感を与えるような発言は今すぐマリアナ海溝に沈めてきて欲しい。その一言

          実習生に言わないでほしい言葉

          実習にビビってる実習生へ

           医療系といえば、避けられない実習。どんなかんじなのかは前回の記事を参照してもらえると嬉しい。なお、私はあくまでリハビリの立場でしかものを知らないため、あくまで参考程度に。 https://note.com/preview/n56a595b8284c?prev_access_key=01d14e04e16b42827bc133979eb56108 ひたすら挨拶マン 医療系は挨拶にとにかくうるさい。例え無視されても、しないと怒られる。自分は挨拶マシーンだと思ってすれ違うすべ

          実習にビビってる実習生へ

          実習が辛かった私の話

           医療系の実習(リハビリ)でメンタルをズタボロにされ、評価はめちゃくちゃ低いわ、指導者にお前みたいな奴が臨床に出るなんて怖すぎる、と言わしめた私の体験談を書こうと思う。 見学実習 一年生の夏頃だった。初めての実習。とはいえ文字通り見学するだけの実習である。先生の後ろについて、ひたすら患者との関わりだの治療だのを見せてもらうのだが、何をしているのかさっぱりわからない。  患者への挨拶のタイミングもわからなければ、話しかけていいタイミングもわからず、無言を決め込んでいたら積極

          実習が辛かった私の話