【国内MBA】受験までの流れをご紹介!
こんにちは。
一卵性双生児 Ito and Uru の妹、Uruです。
2022年夏に受験を思い立ち、本当に自分が合格できるのか?半信半疑のまま独学で準備、受験、合格に至りました。当時情報量が少なく、先輩方の受験ブログに大いに助けて頂いたので、今後受験される方の一助になればと合格体験記を書きたいと思います。
簡単な自己紹介はこちら。
もともと筑波MBA-IBの国際色豊かなカリキュラムを海外からの学生や外国人教員と共に英語で学べる、という点に魅力を感じて第一志望としていました。しかしながら、面接での教授との触れ合いや合格後に在校生にお話を伺った中で最終的に一橋MBAに進学を決めました。今回は一橋MBAを中心に書きますが、筑波MBA-IBについても別途記事にしたいと思います。
①準備第一歩(書類提出3か月前/7月上旬)
・受験SKDと提出書類の確認 (大学HP)
・自らの業界/会社/仕事における課題の抽出 (研究計画のテーマ選び)
・毎日、日経新聞「経済教室」の200字要約 (小論文対策)
研究計画のテーマの検討、つまり自らの仕事や業界に対する問題意識の棚卸しがこの受験のポイントとなると感じたため、そこからスタート。
志望動機もここで抽出した”課題”をもとに、それが現在自分の力では解決ができない→だから大学院で学びたい、といった流れにしました。
また、小論文に関しては自分の考えを述べるというより、文章の要約に近い設問が多いと聞いていたため、要約訓練を始めました。(日経新聞の経済教室は内容のポイントが最初に箇条書きでまとめてあるので、要約後の答え合わせに便利です。)
②書類準備本格化(書類提出2か月前/8月)
・会社の上司に受験の報告と推薦書の依頼
・研究計画のテーマ検討の継続 (将来計画書の”入学後の計画”に書く)
・上記に関連する書籍の濫読 (都内の図書館&国会図書館)
推薦状は一橋MBAでは任意の提出です。併願していた筑波MBA-IBでは提出が必須でしたので、早めに受験について報告をし推薦状の依頼をすることが必要であると考えました。
研究テーマについては、昨今会社全体として抱えている課題にするか、目下自らが業務で担当をしている人材関連の課題にするか、という点で非常に悩みました。結局、先行研究で答えが出ていない、2年間という身近な期間で研究が実現しやすそう、そして他の受験生と被らずオリジナリティが出せそうという点から後者を選びました。(詳細については別記事で)
ちなみにこの一番大事な”研究テーマ”ですが、実は8月末まで納得のいくものに決まりませんでした。(受験を通してこのテーマ決めが一番苦労したと思います。)これが決まらないと将来計画書の”志望動機”のところも書けなかったため、実際に文書を書き始めたのは9月に入ってからです。
③書類仕上げ(提出まで1か月弱/9月上旬)
・将来計画書ドラフトを身近な人に見てもらう
・職務・学習に関する経歴書の完成
・その他書類準備
将来計画書は家族や友人(社外)に見てもらい、自らの仕事や業界に詳しくない方にも分かりやすい説明や言い回しに修正しました。自分では気付けなかった点が多くあったので、見てもらって非常によかったと思います。
経歴書は入社してから現在までに経験した業務内容を部署ごとに成果と共に記載しました。実はここで書いた内容が面接でたくさん聞かれました。経歴書を作る時点でしっかり過去の業務内容の棚卸を行い、具体例も含めて自分の言葉で語れるようにしておくと、面接へ向けてもよい準備ができると思います。
④書類提出、小論文準備(試験3週間前/9月末)
・過去問3年分実践
・原稿用紙を使った要約練習
・過去問で題材となっていた書籍の熟読
一橋の小論文に関しては、”経営学の知識が無くても解ける問題、事前準備は特に不要”という情報を得ていたため、少し油断をしていました。21年度の第一期の問題を手始めに説いたとき、時間内に説き終わらないことはもちろん、設問の半数も的を得た答えができなかった感覚がありました。そこから過去問を全て説き、題材となっていた書籍も熟読することで問題の傾向を掴むことを意識しました。結果的に23年度第一期も問題の傾向は同じ、過去問に載っていた内容と被る設問もありました。(因果ループ)
ちなみに個人的にはグラフの読み解き問題でつまずき、その後も納得のいく回答ができなかった感覚があり、かなり落ち込みました。。
⑤面接にむけて(面接まで1週間/10月末〜)
・自己紹介文の暗記(2分、5分 ver)
・想定問答15個作成
・姉とzoomで模擬面接
④でお伝えした通り小論文の出来に自信がなかったため、身が入らずに一次試験の結果発表があるまで全く準備を行いませんでした。1週間前に結果が出ていた筑波MBA-IBの面接準備は始めていましたが、英語の想定問答かつ筑波に合わせて志望動機やアピールポイントを少し変えていたため一橋の面接準備はほぼ0の状態からスタート。
まず自己紹介文の作成は2分と5分のバージョンや、経歴と志望動機だけのもの、そこに研究計画を加えたものなど複数のパターンを作り、全て暗記しました。もちろん、その場で臨機応変に上手にお話ができる方であればここまでの準備は不要だと思います。また想定問答は15個ほど作成し、面接前日まで姉とzoomで練習を行いました。
⑥面接試験(11月上旬)
・23年度はzoom開催で25分間
・自己紹介からスタート
・最後に逆質問あり
最初に准教授より自己紹介を簡単にお願いしますと一声があり、準備していた2分verで説明。その後准教授より出願書類に書いた内容から数点の質問と4月から忙しくなるが問題なく通えるか、の確認がありました。その後、教授にバトンタッチして研究計画についての深堀。最後に逆質問の時間を設けて頂き終了。後半は面接というよりは入学後にどのように研究を進めたらいいか、についてアドバイスを頂いているような雰囲気があり、入学後に研究を進めていくイメージが少しできた気がします。この面接を通してここで一緒に学びたいという気持ちが強くなったのを覚えています。
以上、長くなりましたが読んで頂き有難うございました。
受験まで3か月間、独学で準備をしてきた私のリアルをお届けしました。
将来計画書や面接など詳細についてはまた別途記事にしたいと思います!
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