短歌ください(ワタシにも)
申し込んだ製本コンクールのテーマが『短歌』ということで、ずっと『短歌』について考えている。
空前の短歌ブームだとかZ世代にも人気だとか言われているが、何かを表現することのハードルが下がって短歌のリズムを利用するのは、判りやすい流れだ。俳句には季語を入れなくちゃならないし、ちょっと短すぎる。(自由律俳句は覗いてね)
歌集を製本する、なんて素敵じゃあないか。
ぼんやりと本のイメージを思い浮かべてみたものの、いちばん肝心なのは本の中身である。文字組、以前に、短歌が無いとイメージはぼんやりのまま。
製本する歌集には、当然だが著作権を侵害した短歌を使うことが出来ない。
そこで歌人ではないヒトが短歌を得るための方策を並べてみることにした。
著作権が切れている短歌を使う
基本的にはwebで調べられるので一番手軽で、とっつきやすい。
きちんと出版されている本にあたることを忘れずに。
青空文庫でも探せるけれど、俳句や短文などが混ざっているのでちょっと判りにくい。上記のサイトは短歌に特化しているので、とても便利。
生成Aiにお願いする
短歌を生成する、というサイトがいくつか(クローンも含めて)みつかる。
単語をランダムに組み合わせて偶然に面白い短歌が出来る、かも、そんな文章なのでその歌から透ける手触りや体温は無い。狙い澄ましたようなドヤ感も無いけれど、その文章に付き合っていける気持ちになりにくい。
文章生成のAiに頼むことも出来るが、短歌風のコピーのようで。
お金を払ってお願いする
ココナラのような指名制でお願いしていくサービスを利用することも可能。もちろん有料だけれど、自分よりはスキルのある人間に頼みたい時には有効か。
ただし、50首欲しいとなると、相当な金額が必要になりそう。
公募する
なんらかのプラットフォームを使って募る。には、ちょっと時間が足りないが、ツテがあれば不可能ではない(かもしれない)
短歌ください は穂村弘によるダ・ヴィンチ誌の公募コーナー名で、解釈も楽しい。
番外:諦めて自分で考える
短歌を探していたら、近場で短歌教室の知らせを見かけるようになった。(意識するとこうなる)面白そうだけれど、いかんせん時間が無いのだ。
想像どおり、原稿を揃えるのは難しい。
おもわずこの中に歌人はいらっしゃいますか?と声を張り上げたくなるが、とりあえず本を買いました。
さて、どうしましょうかね。
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