猫背改善!
パソコンやスマホを見る時間がどうしても多くなってしまいがちですよね?
姿勢が悪くなっているのは分かっているけど時間が経てば経つほど後回しにしてしまう。
姿勢を正すだけで見た目の印象だって変わりますし、インナーマッスルも鍛えられます。
★原因
赤ちゃんはそもそもお腹にいる時も産まれてくる時も丸まって産まれてきます。
年を取るにつれて背中は丸まろうとします。それに対抗するのが筋肉です。
筋肉が本来の仕事をしていない事が原因です。
気を抜いて立っていると猫背になっていませんか?
横から見て、頭は体の軸の真上にのらず前に出て、あごは上がるのが猫背。
特に長時間座っているデスクワークは猫背が悪化します。猫背の方が楽だからです。座った時の重心ってどこにあると思いますか?
ちょうど胸椎の9番辺り、女性ならばブラジャーの背骨側のベルトから指2~3本分下がったあたりにあります。
ここが重心になるので綺麗に背筋を伸ばすと重心が後ろ寄りになります。姿勢を安定させるためには腹筋を使わないといけません。背中を前へ丸めると重心が前へいきます。なので楽な姿勢になり自然と猫背になってしまいがちです。
楽な姿勢といい姿勢は違います!
楽な姿勢は筋肉が本来するべき伸びたり縮んだりする動きを繰り返さないため調子が悪くなります。
・肩こり・耳鳴り・片頭痛
猫背でパソコンを見ようとするとあごが突きでますよね?
すると首の後ろが縮まってしまいます。首の後ろには自律神経が通っているので、圧迫され片頭痛・耳鳴り・かすみ目などの症状が起こります。
また肩が前に出る巻き込み肩になり呼吸も浅くなります。肩まわりは腕を前後・上下・斜め・自在に動かすのを支える大胸筋や小胸筋がいろいろな方向に走っていますが、これらの筋肉が固まると猫背がさらに強化される。胸を張るのが辛くなると、バストも下がります。手を上げて体の左右でひじを肩と同じ高さに上げようとしても、ひじが上がらない。固まった大胸筋や小胸筋が邪魔するからです。
・二重あご
あごを引くと二重あごになってしまう。首のシワやたるみが気になる人は猫背が原因かもしれません。猫背特有の前へ突き出す姿勢は首の後ろを縮める代わりに前側を異常に引き伸ばす姿勢になります。伸ばされっぱなしでは皮膚がたるみ戻る力を失ためたるんでしまうんです。
・仙骨座り
若い人に多い仙骨座り。椅子に座る時背中だけでなく腰も丸まってしまいます。
骨盤の下部、座ったときにお尻の下にある、ぐりぐりとした「坐骨結節」を座面につけて体を支えるのが美しい座り方なのですが、背すじを支える腹筋がないと長続きしません。
★改善
①伸びた背中を鍛える
1.水泳の蹴伸びのように背筋を伸ばす。
あごを引くと首も伸びます。
椅子に座ってやってもOKです。
2.首は真っ直ぐにし腕を引く。
3.次に、ひじの位置はそのままに、手のひらを前に向ける。
腕を後ろに引きます。
自然にひじが下がってしまう人は大胸筋が硬い証拠です。
1〜3まで10秒間ずつを1セットで3セット。
②大胸筋を伸ばす
1.両肩が両腕の真上にくるように四つんばいになります。
2.両手の両膝を近づけて逆台形になるようにします。
3.体重を後ろにしてお尻を引き上半身を前に倒します。
腰をそらさず胸を伸ばす意識をしてください。
1〜3を30秒ずつゆっくり伸ばします。1セット。
健康な身体をいつも維持できるようにサポートしていきたいので応援していただけると有難いです。