外国人人材採用×インバウンド事業
気になるニュースを発見しました。
面白いなぁと感じたのがこの部分
秩父地域インバウンド協議会や1市4町で構成する秩父地域おもてなし観光公社などは2020年1月18日と25日、日本語学校などに通う留学生を対象に秩父地域を巡るツアーを開く。それぞれ1泊2日のプログラムで、定員は20人ずつ。地元の日本酒「武甲酒造」の酒蔵やワイン製造の「兎田ワイナリー」などを巡り、いちご狩りなどを体験してもらう。外国人の採用を希望している企業を紹介したり、交流したりする説明会も開く。
秩父地域ではインバウンド誘客に力を入れており、外国人観光客が増えている。一方、人口流出が急速に進み、地元事業者の人手不足は深刻だ。インバウンド協議会の町田啓介会長は「働き口としての地域の情報発信にも力を入れたい。観光と雇用の両面で地域の活性を促す」
今では【地方活性化=インバウンド事業】ってぐらいに浸透している インバウンドワードですが、少し調べると今から16年前の2003年頃から 本格的にインバウンド観光客の誘致が始まったそう。 更に来年の2020年東京オリンピックの開催に伴い、 これから全都道府県1,718市町村がインバウンドに取り組む時代になる。とな!
こちらの記事によると、埼玉県秩父地域では【地域活性化】&【人手不足】を 一気に解決しようとしているわけです。
求人の仕方もユニーク 単に募集企業が学校やコミュニティーを通して求人広告するのではなく、 1泊2日の秩父地域ツアーを敢行し、地元の名産や特産物を味わいながら 仕事のことを知ってもらうというもの。
私のカナダワーホリ時代にこんな企画があったら、絶対参加してました。 留学生にとって、住んでいる地域の文化や特徴を知れるのって魅力的だし 加えて、仕事探しのキッカケにもなるなんて、なんとも最高な企画です。
日本学生支援機構によると外国人留学生の数は年々増加傾向で、卒業後の進路として日本での就職を希望する留学生も64.6%(17年度調査)を占める。特に埼玉県の留学生数(1万2097人、18年5月1日現在)は全国で6番目に多く、企業側からも海外展開などを見据えて外国人人材の需要は高まっている。
加えて、日本で就職を希望する留学生は年々増加傾向。 人材不足が深刻化している日本にとって、インバウンド事業と掛け合わせの 外国人人材採用が更に広がりを見せるかもしれませんね。