在宅勤務で惑う今日この頃
また、緊急事態宣言だ。
会社員としての業務は、既に在宅勤務に移行していたので仕事は変わらず、変わらず、変わらず、なんにも変わらない日々。
全くもって平和な毎日。
でもひとたび家族に熱症状が出たりしたら、一瞬で詰むのも分かっていて、紙の上にいるような、平和な毎日はなかなか微妙な緊張感がある。
家族が無事で、一緒に過ごす時間が増えて、幸せを実感するものの、ふんばって誰かを助けにもいけない。薄紙の上の平和な家庭運営は、ふんわりとゆるゆると。せっせと美味しいごはんを作ったりする日々。
それが、なんだか、さぼっている気分になっている。
通勤がないので時間に余裕がある。
会議室の移動もなく、オンライン会議は要点を話し早めに終えることもできる。
邪魔が入ることも少なく作業ははかどる。
変なキャラにさえ捕まらなければ、生産性は爆上がり。
他の人がとりこぼしたボールも拾っている。
それでも、なんだか精神的に暇だ。
夢のように仕事の片付く毎日。
仕事の宿題を残さず業務終了。
人間関係のわだかまりもない。
ああ、仕事って、縦のものを横にして、また斜めにして、やっぱり元に戻す、みたなことがないと、着実に進んで、どんどん片付くんだな。
じゃあ、その余った時間で、何をしよう。
本当は、そんなすきま時間に世界平和に貢献したい。
あれだな、古典の世界で言うところの、クラーク・ケントが新聞記者というのは、世を忍ぶ仮の姿というよりも、1日世界平和も暇だし、1日新聞記者も意外と暇ということなのかもしれない。
スーパーマンも、パーマンも、隙間時間に世界平和に貢献していたなんて、むしろ今にマッチしている。
無理ない範囲で、それができたらいいのにな。
もっと収入が増えて、払う税金が増えたらいいな。
それじゃたかが知れてるな。
なんだこれは。
こんなこと、人に、普通言わない。
自慢みたいで共感されないやつ。
でも本心なんだ。
なんだか精神的に暇だから、すきま時間に世界平和に貢献したい。