wearing rosy glasses_001
ある日の出来事。Snapshot, etc.
1 #International_Women ’s_Day #diversity #minority
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1904年、ニューヨークで婦人参政権を求めたデモが起源となり
国連によって1975年に3月8日を「国際女性デー」として制定。
以前いただいた女性デーにちなんだTシャツがあったので、着てみた。
この方面のことで言ったら、私のスタンスは、他の種々のことと変わらない。
HSPが個性だというのと同じぐらい、女性だということも個性だ。
中肉中背で耳が小さ目、血液型がO型だ、ということと同じように、特徴の一つ。
幸か不幸か、社会に出るまであまりそのことで殊更嫌な思いをしたことがないけれど
(そんな風に育てたのは幸い。世の中を知らなかったという点では、逆の可能性を孕む。)
大人になってからは、仕事の場面で、要するに「女だから得しているよね」「女だから呼んでみた」という
内容のことを言われたことは、2度や3度、あるいはもっと、もちろんあるよね。
私の所属している国の様子を敢えてここでは語ることはしないけれど。
構造的にどれだけ困難で、ビハインドを助長するものだったとしても、
どっちのせいだみたいなことを、私は言いたくない。
それを言ってしまうと、同じ穴の狢と言うか、同じ課題の再生産になるような気がする。
少なくとも、今の課題としてそれに取り組むのであれば「それを言っちゃーおしめぇよ」、
自分がそれに向き合う態度を、こちらから下げる発言をする必要はないと思う。
あの時言えなかったとしても、今から言えばいいし。
どれだけ伝わらなくても、伝えること自体はいつでもできる。
それをやるか、続けるか、ということなのだと思う。
2 #assertiveness #communication #dialogue
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官庁街を通りがかった。通りの向こうで、
妙齢の女性が拡声器で抗議的な話を抗議的な調子で話していた。
上りを持った人たちと報道の人が、団子状態で取り巻いていた。
叫んでいる内容に耳を傾ければ、分からないでもない。
でも、そのトーンが、内容を見えにくくするなぁと思った。
そういうシーンではそういう語りをするものだというのも分かるけれど、
怒りを表明したいのか、挑発したいのか、あるいは論点を伝えたいのか。
いろんな感情がごった煮だなぁと思った。
若い頃、仕事で、一回だけ、意図的に、喧嘩を売るようなメールを書いた。
Ccしたが「これ、読んだ人、どう思うか分かる?」そりゃ分かるよね。
えぇ。喧嘩売るつもりで書きましたよ。*後にも、先にも、この一回です。
自分の大きなターニングポイントになったコミュニケーション研修があって、
自分が怒りを表現する言葉を持っていないことに衝撃を受けた。
もう一つが、自分が自分の要望を考えることを放棄していたにも驚いた。
このやりとりの先に、何を望むのか。求めるのか。
もちろん、心の通う友達や気の置けない仲間とのおしゃべりは、
それそのものが豊かで目的云々ということは、全然ない。
でも、そうでない人を相手に、自分の話を伝えるのであれば。
受け取りやすい形にする必要があると思うし。
自分の話したい話なんて、当然分かってるよ!と最初は思うかもだけれど、
私なんかは「あれ・・・結局、何を伝えたかったんだっけ?」となることもある。
とりあえず聞いて欲しいだけだったとか。
あ、こうしてくれたら、うれしい、たすかる。
・・・どうだろう?
フツーのやり取りに聞こえる。
でも、私は知った時、目から鱗だったし、
最初は全然できなくてすごく練習した。
今は前よりできるけれど、
特別な時には準備が必要。
これ、私がこれから取り組みたいと思っていることの、一つで。
そんな気持ちを新たにさせてくれた、緊急事態宣言下の霞ヶ関。
3 #hsp #hospitality #compassion
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1)
平日の2.5時間しか営業していないオフィス街の食事処。
開店30分前に行っても、行列のお店。
食事のために並ぶのは、ここと、たぶんもう1軒だけ。
「今日なら行ける」という隙間に出かけた。
出かけるのは遅れ、道に迷い、閉店45分前。
ダメかもなぁと擦りガラスの格子戸を背伸びして覗くと、
お姉さんが気付いて、ガラリと開けてくれた。ラッキー!
常に行列・満席で、システマティックなオペレーションが
「す・ご・い!」の一言だったので、入れてしまったことが、
うれしくもあり、時勢を思って、ちょっと胸が痛む。
でも、忙しさの極みのように私の目に映っていたお兄さんは、
出て行くお客さん一人一人に声をかけ、私に厠下駄を出してくれた。
洗い場のお姉さんとお運びのお姉さんは、マスク越しに、
何やかんやおしゃべりして、キャッキャ笑っていた。
だーれもおしゃべりしない中で、すごくヘルシーな景色だった。
料理が美味しくて、一口ごとにウットリなのだけれど、
お店の3人のたわいもない声に、何かが癒されるのを感じた。
2)
北欧食器のお店に行った。
おおよそ目当てのものは決めて行ったのだけれど、
ちょっと色違いのものを見較べていたら、
今風の男の子(店員さん)が声をかけてくれた。
カラフルの方の色使いも可愛い!
でも、仕事のお供なら、長時間目にするし、
モノトーンは「目に静かで」落ち着きますよね。
この人、きっとHSPだよね、とすごく思った。
私がモノトーンの格好をしていたということもあるだろう。
でも、「シンプルで」でも「定番で」でもなく
「目に静か」は、目の情報量の多い人でないと、
言わない表現なのではないかなぁと思った。
営業トークでインプットしたフレーズなのかも・・・
という可能性があったとしても、やり取りが細やかだった。
買うつもりで決めて出かけても、やり取りが微妙で
出直すことがあるぐらい(私は神経質なところがある)。
なので、すごくうれしい気持ちで買い物できた。
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取り留めなく書いてしまったけれど、自分がnoteに何を書いて行くかの練習。
書きたいことを書きたいように。
の、次を目指したい。過渡期。
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