中国ビジネス!これだけは通訳なしで話したい中国語⑫
こんにちは!
私のページを初めてご覧になる方は、はじめまして!
MChommaです。
25歳からから40代前半まで日本で英語、中国語を使ったバイリンガル司会をしていました。
40歳を過ぎて初めて中国・上海にやってきました。以来、かれこれ11年中国在住です。
コロナ禍で日中間のビジネスも大きな困難に直面していますが、ここ最近では招聘状を取得して大連や上海経由で中国に戻ってくる駐在員の方や新規赴任者の方が増えています。ビジネスの往来は緩和される方向ですので、これから中国に来られる日本人の方も増えてほしいと願っています。
日本の発展のためにも、日中間のビジネスの成長は欠かせないものです。
中国ビジネスを志す方のために、少しでもお役に立ちたいと思い、このノートを書きました。
「通訳を介せずに、自分で話す中国語」というコンセプトです。
今回は第12回目のノートになります。
「社員の結婚式でのスピーチ(新郎新婦が中国人同士の場合)」シーンです。こうした結婚式での祝辞では、中国語を自分で操ってビシッと決めたいですね。
重要単語にはピンインもつけています。
現地社員の結婚式に招待され、スピーチを依頼された際の皆さんの参考になれば幸いです。
12 社員の結婚式でのスピーチ(新郎新婦が中国人同士の場合)
【日本語大意】
私は新郎の蔡永権の勤める会社の総経理をしております坂賀満と申します。よろしくお願いいたします。2009年11月に中国に赴任してきましたが、まだ中国語があまり上手でございません。どうぞお許しください。
初めに会社の従業員を代表し、本日の幸せな新夫婦に祝福の言葉を贈らせていただきます。
蔡君は、2008年の会社設立と同時に入社し、以来、一貫して真面目に仕事に取り組み、大きな貢献をしてきました。
彼は日本への留学経験があり、流暢な日本語を話します。また技術の面でも造詣が深く、日系企業への営業を担当していますが、お客さまからの大きな信頼を獲得しています。
中国には、「男性は先に家庭を持ってこそ大きな事業を成し遂げる」という真にもっともな言葉があります。私は蔡君の家庭が円満に、そして仕事が益々順調に運びますことを祈念しております。
最後に二人に一言申し上げたいことがあります。それは、今後、お父さま、お母さまに親孝行をしてほしいということです。二人をこれほどまでに立派に育ててくださったのですから。
中国の古い言葉に、「愛し合っている男女は最後には結ばれる」という一句があります。本日が二人の出発点です。お二人がお互いに慈しみ合い、共に白髪が生えるまで素敵な人生を歩まれることを心から願っております。
【中国語】
尊敬的来宾,女士们,先生们,大家好!
我是新郎蔡永权所在公司的总经理, 坂贺满。请多多关照。我是2009年11月从日本来的,汉语说的还不是很好,请大家原谅。
首先我代表我公司全体员工向今天最幸福的一对新人表示祝贺。
小蔡是2008年我们公司建立之初加入的。他一直认真地工作,并且在过去的三年里为公司的发展做出了很大的贡献。
他以前去过日本留学,所以说得一口流利的日语,而且他对技术方面也有慧根。现在他负责日企销售,成功获得好多客户的信任。中国有句老话说得好,男人要先成家后立业,我希望小蔡的家庭和事业越来越好。
最后我想对新人说一句话,我希望你们能够好好孝顺你们的爸爸妈妈,因为他们把你们培养得这么出色。
借用中国的一句古话, ‘有情人终成眷属'。今天是你们的出发点,我希望你们能够恩恩爱爱,共同度过美好的人生。白头偕老。
谢谢大家!
【重要単語とピンイン】
尊敬(zūnjìng) 来宾(láibīn) 女士们(nǚshìmen) 先生们(xiānshēngmen)
新郎(xīnláng) 总经理(zǒngjīnglǐ) 汉语(hànyǔ) 原谅(yuánliàng)
幸福(xìngfú) 表示(biǎoshì) 祝贺(zhùhè) 建立(jiànlì) 加入(jiārù) 认真(rènzhēn)发展(fāzhǎn) 做出(zuòchū) 留学(liúxué) 流利(liúlì) 日语(rìyǔ) 技术(jìshù) 方面(fāngmiàn) 负责(fùzé) 销售(xiāoshòu) 成功(chénggōng) 获得(huòdé) 客户(kèhù) 信任(xìnrèn) 成家(chéngjiā) 家庭(jiātíng) 事业(shìyè) 孝顺(xiàoshùn) 培养(péiyǎng) 出色(chūsè)
借用(jièyòng) 有情人终成眷属(yǒu qíngrén zhōngchéng juànshǔ) 出发点(chūfādiǎn) 白头偕老(báitóuxiélǎo)
【ポイント】
社員の結婚式で祝辞をすることが、日本人総経理の大きな仕事のひとつだといえます。出費がかさんで大変ですが、私はこれまで現地社員の結婚式で4回スピーチをしました。逆に依頼されないと社内のコミュニケーションで何か問題があると思った方が良いでしょう。
この文例は大いに参考になると思います。ゆっくり話して約3分という適度な長さです。
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