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雲の上の男にささげるうた

湿った話は好きじゃない、基本は明るく前向きなオレ。
でも、誰かが降らせるこの雨が、毎年この時期に思い出させる。

オレより先に飛び出した男がいる。
まだあんたの時代じゃなかったんだよ。
あんたが悪いわけじゃない。
だから自分を責めないでな。
オレも続いていくから待っててくれ。
でもまだ、二十年、三十年先だ。
オレにはまだやることがあるからな。
行ったら話を聞かせてやる。
そこから見ていておくれな。
カッコ悪くても笑うなよ。
元気に前向いて進むからな。


思い出してやりなさい、それが一番の供養だと坊主は言っていた。
でもそんなにたびたび思い出せるか。
湿っぽくてしかたがないや。
だから、今だけで勘弁してくれ、必ず毎年思い出すからな先輩よ。


小生記事、『忘れそうで忘れないもの』と、もう一記事が先週最も、、、、
で「おめでとう」を頂戴しました。
もう一記事の「おめでとう」は寝ぼけ眼で見ているうちにどこかへ行ってしまいました。
これもひとえに皆様の優しさのおかげと思っています。
この場をお借りして深く深く御礼申し上げます、、、

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