むつぎ大賞2023 結果発表
はじめに
まず、大変お待たせしたことをお詫び申し上げます。
そして、むつぎ大賞2023にご参加いただきありがとうございました。
以下、去年と同様のことを書いていますが、念のためお読みください。
審査されるという事
結果発表の前にお伝えしておきたいことは、今回賞に選ばれなかったからといって落ち込んでほしくないと言うことです。
賞を取っていない、最終候補に残っていないからと言って、一概に劣っているということではありません。
いずれも本当にレベルの高い作品ばかりであり、更に言えば、去年に比べても「研ぎ澄まされた」作品で圧倒されました。
しかし、やはりこれはコンテストですので、勝者と敗者が出てきます。出来る限り平等に審査を行ったつもりですが、万人を納得させられるような完璧な評価をするには私の能力は全く足りません。
今回も大賞と優秀賞、最終候補作、そしてその他の作品の差は微差で、まさに紙一重でした。今回賞を得られなかったとしても、それは私むつぎはじめの見る目がなかったな。と思って、どうか次の作品制作へ邁進頂ければと思います。
結果発表
大賞(賞金5,000円)
あるいは空から降る鯨
好奇心高まるポストアポカリプス世界。大都市の面影残る荒廃した廃墟の風景。そして緊迫感あるバトルを絡めたシーン展開が秀逸でした。今回の最優秀作品として選ばせていただきました。
優秀賞(賞金1,000円)
夢は枯れ野に、願いは引き金に
世界が終わった後の荒涼とした廃墟の暗さと、続いていく人間の文化と情が好きです。また、直接の戦闘を避けつつも緊張感ある場面の描写が良いですね。
最終候補作
ハシゴダイク
魅力的な世界観と共に、生き生きとしたキャラクターと遠景の人の営みが伺え、高い実力を感じました。
ゾンビ・ニューヨーカー・インターネット
今回の規定の中で、明るい作品が来てくれたら嬉しいと思っていました。同時に、文明崩壊で変容した人々の精神意識をさらりと描き出している点が優れていると感じ、この作品を最終候補に選ばせていただきました。
今後について
賞金送付の方式についてはnoteサポート機能、その他、希望がありましたら主催者にお知らせください。順次送付いたします。
審査後記
繰り返しになりますが異常に審査に時間がかかり、大変ご迷惑ご心配おかけしました。
実生活の方に何かあったわけではなく、単純に忙しく、時間が空いては前の審査基準との整合性を擦り合わせるために読み直しをしてたからです。サボってたとも言います。
来年はもうちょっとどうにかしたいところですね。
ところで、運営上(検索性等)の問題なんですが、自分の名前を賞の名前に据えるのは死ぬほど恥ずかしい。
資料費(書籍購入、映像鑑賞、旅費)に使います。