ネタバレあり映画感想:レッド・ワン
タイトル 「RED ONE(レッド・ワン)」 2024年公開
ジャンル:アクション・アドベンチャー
製作国:アメリカ
監督:ジェイク・カスダン
脚本:クリス・モーガン
主演:ドウェイン・ジョンソン(CV楠大典)
クリス・エヴァンス(CV中村悠一)
おすすめ度:★★★
―あらすじ―
コードネーム「レッド・ワン」ことサンタクロースがクリスマスイヴの前日に誘拐された。サンタクロースを誘拐したのは、悪い子を世界から消してしまおうと企む過激派の魔女。サンタクロースを奪還するため、、サンタクロース護衛隊長であるカラムは、誘拐される手助けを知らないうちにしていたレベル4の悪い子であるジャックを連れ、サンタクロースを探しに行くことになる。生真面目な武闘派カラムと、不真面目な知恵物ジャックの二人は喧嘩を繰り返しながらもお互いを理解し、サンタクロースを奪還するのである。
【感想】
2024年のクリスマス。本当にやることがなく、アマプラでクリスマスっぽい作品はないかと漁っていた。たまたま目についたのは、何かの映画を観たときに予告で流れていた映画。内容もクリスマスっぽいので観てみたが、私の好みドンピシャの映画であった。
私はMIBを観て育った人間だからこそ、刺さるものが多くある。
最初はジャックのことを罵るカラムや、カラムを一番嫌いなタイプと言っていたジャック。そんないがみ合っていた二人が、お互いのピンチに心配しあい、そして信頼しているからこその無茶ぶりに胸が高鳴る。
私が一番好きなシーンは、息子を助けるためにわざと敵の罠にかかるとき「俺を探せ」と言ったシーン。ジャックには、最初に逃亡防止に発信機が仕掛けられていた。それが結果として、サンタクロースの居場所を知る手掛かりとなる。伏線の張り方が上手い。
キャラとしては、クランプス(サンタクロースの義理の弟)が好きで、ラストバトルで駆けつけて魔女に吹き飛ばされるのが、本当に「何しに来たんや」という気持ちになった。アホカワイイ。