【恋文】渡せないラブレター その13
長方形から貴方を覗いた金曜日。
目に映すことすら恥ずかしくて、
時々顔を逸らしてしまいました。
切れ長の目がすごく綺麗だった。
他愛もない話をする時間が
とてもシアワセで。
環境は変わったかもしれませんが、
関係は変らず在ったことを感じました。
寝息を奏でる受話器越し、
目を瞑ったら
横で貴方が寝ている気がして、
ほっとして。
私もすぐに眠りにつきました。
好きを追い越した”愛おしさ”。
頭の片隅と
心に居る貴方の存在。
想い馳せて、
今日もシアワセを包み込みました。
ありがとう、出会ってくれて。
右利き
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