意識
朝靄に溶ける花びら、恍惚とした瞬間から溢れ返る命、あいまいに浴びせられた可能性、銃声や、疲憊した昨日から生まれた悔悟、互換性やら、感性やらが肥大して、火脹れした運命から溢れる水、混淆し続ける先では、あらゆる生命が青春を謳歌する川で、人種や種別や種目を超えた愛が氾濫し、その愛に飲み込まれて行く者のすべては、笑顔に溢れていて、ふれあうほどに増幅する愛は、複製品でもなければ、品位を謳い、誰もが愛し合うべきなのに、そこに価値を用い、誰かを騙したり奪ったり、盗んだりするためだけに、用いられた価値により、愛は、うぬぼれてしまい、自分を愛するように、他者を愛することも出来ないで、愛を利用し、神を謳うような輩が生み出した仕組みに反し、かかずらうだけの意識や意思にはびこる悪意のようなものを超越し、厭世観に飛来する鷹や鷲、わい雑な信念を掲げ、ネットワークの中で磔にされている君の苛立ち、惰性な瞬間から現れた自己のようなものが肥大し、際限なく意識が膨らみ続け、本当の悪を打ち倒し、生きるとは、何かを知るべきである。
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