干渉
比較されてばかりの日常、退屈なネットワークが生み出す悪意のような普遍性、正義は、はじめから無かったのに、あたかも、正しい者のような振る舞いをする、自称立派な奴らが求めるシンパシーにより、乖離していく理由や、理解を謳い、信じるべきは、目の前にある、神のようなものだ、と五月蝿く付きまとう君たちが、死に物狂いで模索する現在に注がれる可能性をも、破壊するガンマ線、境界線を持たずに、正解を駆逐し、モラルが生み出す体系化した理想を燃やし尽くし、中庸を謳う奴らの、悲観的な観点による、社会的な偽装や、虚飾や虚栄や虚偽の数々、群像に現れたアパシーにより、陰鬱な焦土と化した都会、この、対価ばかりを求める連中の世界では、怠け者扱いされ、除け者にされる喜びを敷衍させ、誰かがもたらす価値観や正解などにより、構築された独善的な答えからは超越し、悪化するばかりの現在に押し寄せる卑屈な思想や、強要される過ちや、誤りをカスタムして、荘厳な結末に備わる理由や、エゴやミリタリズム、難しい顔をした君がもたらすものなど、所詮は、簡単に消費され、使い捨てにされるだけだ、と嘯く奴らの資産を狙う泥棒たちばかりだし、打算的な日常を、惰性で引き延ばし、無くしたものを、追い求めるほどに、すぐさま老いてしまうことに、気付きもせずに、延々と繰り返す日々の中で、ノスタルジーを感じることもなく、ただ、摩擦するほどに、すり減り、燃える事柄の多くに備わる意味に利用されずに、ただ、もたらされるものに、物足りないと言い放ち、立場が何だと語る君の仕事ですら、明日どうなるかも分からないから、何度だってやり直せること知るべきだし、数字に騙されないためにも、何度だって失敗すべきなのか、と考えるあたりから、朽ち果ててしまうだけの、現実をぼんやりと眺めては、メタファーの中を踊る羽虫のように、飛び続け、踊り続ける。