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集約

制限すらなく、ずっと純粋で、善悪なんてものを持たされた途端に、脆くも崩れ去る日々の中で、生きる事すら、くじ引きで決められ、あらゆる事に、線引きしたりして、差し引いたり、押し戻したりしている間にも、すべては、終わりに近付くためだけに、引き延ばされたに満たないと、嫌いな未来を批判して、否定してばかりいるような、他責思考の奴らが五万といるし、強情なほどに、偶然を否定して、自らを卑下しているフリをしながら、誰かに同情してもらうために、語りかける言葉のほとんどが、嘘八百であるし、あらがうほどに、現れる懸隔や、そこかしこで、企てられるものに補完されてゆくだけの、忌々しい現実に阻害され、現れる障壁を飛び越えられずに、躓いてばかりいるし、そそのかされるままに、受け入れる輩が生み出した答えは、打算的であるし、敵愾心なんかを生み出して、妬み嫉みを加速させ、誰かに構ったり、人の幸せを恨んだり羨んだりするのは、本当に不必要なものであるし、自らの物語にそっぽ向いたり、促される答えに頷いたりして、本質や真実は、ねつ造されてばかりいるし、熱暴走する頭で、刺激的な憂鬱と踊ったり、儀式的なものや、習俗的なものに囚われたりして、自らの言葉を持たぬ君は、誰かから、言葉を借りてばかりいるし、最たる意味ですら、その場で駆逐され、くっついたと思ったら、不揃いなままで、バランスを崩し、自壊したりして、自らの重さを知らずに、誰かを大切には出来ないとか、改ざんしたり、加算したりして、課せられたものの苦しみが、繰り返し横柄な支配を続けては、自立出来ずに、今に崩れ去るだけの日常を、愛しているようなフリをして、畏怖や理不尽な要求や、供給されるものにより、肥えてしまった家畜みたいだね、と語りかける君たちの罪のようなものに、固執したりしたくもないから、興味のない事には、見向きもしないで、ただただ、蔑ろにしている今に降り注ぐ理不尽な雨に濡れながら、暗澹たる空を睨みつける。

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