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空間
簡単な繋がりというよりも、結合し、めり込むような恋の予感、過ちばかりの週末に、懺悔する事もなく、ただ、戯言の中で羽化する虫や、花々に腰掛け、アンニュイとした世論を打ち砕いては、自らの空虚感をかき消すために、己の意思だけで重複する思考と対峙し、反復し続ける事により、力が反響し、自らの意志を、強固なものに変える方法だけが、この未熟な世界を翻し、批判的な奴らが促す理想という、利己的で、身勝手な思想を簡単に書き換え、還元される罪に加担し、簡単に誰かを裁くような連中の善悪に騙されずに、物事の外側よりも、物事の内側の奥の奥まで、分解し、改ざんし、互い違いになり、羽交い締めにされても尚、反発し続ける力こそが、既存の力に対抗できるものではあるし、あらゆる方法論を駆逐し、殺風景になった今現在や、痩せた木々に囲まれ、閉塞感や、閉鎖的な事柄を突き破るほどの爽やかな風になるべく、馴れ合いは控え、悲観的になるよりも、今を謳歌し、逡巡するよりも、瞬時に今を乗り越えて行く、色褪せた情感を愛でる事による循環、そこかしこで支給される浄化された真実の保管場所、下腹部に溜まる世の中の残骸、食べるために産まれた動物たちの熱量や質量、たそがれどきに訪れる窮屈な憂鬱、偏頭痛により打ち付けられた杭、紊乱な衝動をこしらえ、数多ある欲望による競合や、相互性なんてものに騙されずに、実感すらなく、するするとすり抜けて行くだけの、君たちの余波や、要因に絡まる蔦や蔓や、過剰な思いを競争させて成長を続けた社会なんてものを脱ぎ捨て、拙い日々に加工するものが、今にちぐはぐなものを生み出し、ただただ、互いの物を奪い合うための戦争により、破壊し尽くされた面影や、横暴な連中が作り上げる理想により、偏ったものを次々に生み出しては、聡明さのかけらもなく、ただ、服従するほどに、増して行く苦痛と、公共的なものを謳い、敵愾心ばかりを加速させ、過剰な思いは、過激なものを絶えず生み出し、互いの地位や権力を破壊する事を原動力にし、憎しみ合うほどに、増して行く力の虜になり、利己的な奴らが、この世界を、自分のものであるかのように、勘違いをしては、散漫な理想に囲われる原理は、利便性などを謳い、ばら撒かれる金に利用されるだけに終えないために、読みが書き書き換えて行く。