歓喜の渦
夏に飲む炭酸みたいな歌声、孕んだ言葉がランダムに降り注ぐ朝、色褪せるだけの瞬間に許容されるものや、朦朧とする意識に高揚しあり、補完されるものが、慣性を破壊し、忽然と消え去った高揚感を蝕む毒素、聖骸布に包まれた希望をカスタムして走り去るバイク、耽溺を繰り返した明日から発信される字余りの規模、ノスタルジアに散見する理由が、のさばる大地、退廃的な代用品として、明日がちぐはぐになるほどに、今に破棄される意味を紡ぎ出す過程、有する価値から逃れるために、この健気な身体を錯綜する原理や、理性を損なった君たちの正義が醜く騙る真理やらが、君の正義を抑圧し、あらゆる犠牲を受け入れてまで、遂行される正義の犠牲になんてなりたくもないし、そんな正義は、所詮は、損得ばかりで動いたりするし、奪われた理想を遂行するために、強制される価値の虜になり、理解を得るために謳われるものを、真実として崇めるほどに、歪んでいく精神が、敬神などを率いて従軍し、惰性で満ちた世界を許さずに、ただただ、自らの正義のためだけに、歪んだものすら、正しいものであると信じ込み、信心するに至るまで、君の心を踏み躙り、良いように利用されることが、愛などと勘違いさせるための、まやかしの愛や、名ばかりのもの、脆くも消え去るだけの、君たちのジレンマが生み出したアレルギーにより、麻疹がひろがり、延々と続く痒みに苦しむ。