ストーブと、 ちゃっかりさんの 冬の定番。
こんばんは。mac"o です。
今朝は、昨日より、ずいぶん冷えましたね。
昭和30年代に建てられた、木造の一軒家に暮らしていると、
真冬はとくに、家の中でも、外の温度とほぼ同じ、になります。
朝なんて、ファンヒーターで温めても、せいぜい2、3度上がるくらいで、
部屋全体があったかいなんて、夢のような、おはなしです。
しかも、ちょっと目を離すと、、、
山間の、田舎で育った*おはなさん*に、
いつの間にか、ぽちっと、消されちゃっています。
少し前までは、低体温とかヒートショックとかを心配していて、
冬のあいだ、暖房をつけて消されて、の攻防を、繰り返していたのですが、
そんな孫のこころ祖母知らず、なので、最近は、すっかりあきらめてしまいました。
もともとは、寒いのが好きなほうだった、わたしでさえ、
年齢とともに、身体にこたえるようになってきているのに、
寒い寒いと言いながら、平気そうにしている超高齢者さんのことを、
これが、戦争を生き抜いた 証しなのかな、なんて、
戦後生まれの孫は、思うようにしています。
そんな我が家では、20年以上前の、ガスストーブが、
今でも現役で、頑張っています。
(年数的に大丈夫なのかは、かなり気になりますが)
そのストーブの前にある、手作りのカバーをつけた座布団が、
*おはなさん*の定位置です。
着ぶくれしたモコモコ背中を当てながら、テレビを見ていると、
じんわりと温まってきて気持ちがいいのか、いつ見てもウトウトしちゃっています。
昨日の天気予報では、今日は曇り。
日中でも10℃を下回る、とのことだったので、
夜のうちに、頂きもののサツマイモを洗って、
流しにそのまま置いておきました。
一日中、ストーブをつけているなら、
我が家の、冬の定番! 焼きいも日和です。
サツマイモをアルミホイルに包んで、ストーブの上に載せておくと、
数時間かけてじっくり焼かれた、懐かしいお芋の香りが、
部屋いっぱいに、広がります。
甘くて優しい香りが、少し焦げたカラメルっぽく変わって、
待っている私達に、ちょうどいい食べ頃を、教えてくれます。
そのゆっくりとした時間が、とても贅沢で、ちょっぴり優雅に思えて、
寒くてツラい冬の、唯一の楽しみなんです。
今朝も、そんな一日を想像しながら台所に行くと、
用意しておいたサツマイモがひとつ、消えていました。
あれ? ふたつ洗っておいたような…と思いながら、
となりの居間を覗いてみると、、
こっくりと船を漕いでいる、その後ろには、
*おはなさん*用に洗っておいた、小さい方の、かたまりが、
アルミホイルに巻かれて、ちゃっかり載っているのでした。
かわいい孫の分も、焼いてくれてたらいいのに~って、
声を大にして言いたい!ところでしたが。
わたしに頼らずに、自分のおやつを、ちゃーんと準備している、
そんな99歳の、食べたいという欲求に、感心しつつ、
朝からブーブー言って、笑いながら、からんでみました。
*おはなさん*、いわく、
わたしは、いつ食べるのか分からないから、なのだそうです。
そして、
わたしの《自分のことは自分で》という、自立そだてのメソッドが、
長い年月をかけて、バッチリ染みついている成果なのかも、なんて思うと、
今日も、にんまり、してしまうのでした。
~ナンダカンダで、毎日がドタバタ中~ そんな*おはなさん*と孫を、応援していただけたら、嬉しいです!