寝ないなんて時間が勿体無い。!
寝る時間がもったいないと夜更かしするお楽しみ。果たしてそれって時間がもったいないのでしょうか。実は寝ない方がもったいないらしいです。
<25時間制の体内時計>
人間の体の時計は25時間制だそうです。
なぜ25時間制なのかというと人間の体はストレスなどの影響で狂いやすいです。地球に合わせて24時間きっかりにしてしまうともしも自分の事情で狂った時に戻せません。なので、1時間の猶予を持ち、太陽の光を浴びて時計をリセットし直して24時間にする外側に頼る仕組みになっているのです。早起きが気持ちいい理由は、リセットがうまくいくからです。体がそれを求めているということです。朝その仕組みで時計をリセットする必要があるため朝までの睡眠が大事です。
<メラトニン(体内時計の原動力)>
その体内の時計にも電池があります。その電池の役割がメラトニンだそうでうです。眠りにつく2〜3時間前から分泌され始めて→夜間は日中の10〜20倍→朝には使い果たして0(ゼロ)になります。そして眠りの前2〜3時間で分泌されるのですが朝の太陽光によって作られるのです。
朝、起きて太陽を浴びないと夜寝るためのメラトニンが分泌されなくなってしまうため起きる必要があります。寝るために仕組みが備わっているのでこれがいつもうまく行っていれば、睡眠の質も保たれ、健康も保たれます。
<特別無条件同化暗示感受習性>
ヨガを日本で初めて体験、伝達した中村天風による説。
寝がけの10分は、潜在意識と顕在意識の境が外され、全部潜在意識に入る。
潜在意識は自分では意識できないが、90%を占めるので、それが自分を作っている「無意識レベル」の自分。潜在意識は無意識なので自分でどうにもできないが、寝がけに自分を作っていると言うことになる。
寝る前の自分が最高に心地よいことが良い自分を作ります。寝がけに反省や後悔をしないこと、幻滅しないこと苦しい悲しい情報を見ないことが大事。
<夢は記憶の再生>
睡眠は記憶を再生し、強化している作業をしています。再生しているのでずっと映像化していますが実際は1%も覚えていません。寝ることで、記憶力を高め整理し、明日以降の自分を準備しています。
寝ることは回復のためだけではなくて、明日への自分に向けて記憶の整理と使いやすいように準備してくれているのです。深夜まで勉強するより、寝た方が試験の成績が良いなどはこういうことです。寝るほどに、記憶が自分の明日に最適に使えるように準備されるのです。
<睡眠はひらめきをもたらす>
記憶を作りそれを整理するということは、ランダムに情報を繋ぎ合わせている。情報自体は万人が知っていても、その繋ぎ合わせは、完全なオリジナルということになる。そこで初めて「ひらめき」がおこる。それは自分にしかない。自分だけのひらめきのためには起きて考えているより睡眠中の記憶の繋ぎの作業が必要ということです。
<ヨガでできること>
疲労回復、内臓機能の向上、骨格の歪み調整、血行を良くし、呼吸を深くし、心拍をゆっくりにし、副交感神経を優位にしてリラックスすることで思考も心も軽くします。
いつもこれをしておくことで睡眠だけに回復を依存しなくなるので、より一層睡眠が明日への自分の準備の作業に使えます。
寝がけの自分が心地よく最適なので潜在意識に希望のない自分がつくられる心配もありません。朝、快適に目覚め、体の仕組みがいつも機能的を保たれるため睡眠の質は日々よくなっていきます。
寝ることを大事にすればもっともっと良い毎日になりそうですね。
今日も寝ることがとても楽しみです!
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