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「不登校の親の共通する特徴」なんてものは、99.9%ないです。

最近もまた、こんなフレーズを入れた記事がありましたので、それについて私の意見を書いていきます。

「不登校の親に共通するもの」という一文に引き寄せられる

このフレーズを入れると、おそらくアクセス数が増えるんですよね。

なぜならば、すでに子どもが不登校になっている親は「私の何がいけなかったんだろう」「これからどう変われば良いんだろう」と悩みまくっているからです。
それを解明するために、必死に読み漁ってしまう時があるのです。

かくいう私もそうでした。
自分が変われば、きっと息子は元気に学校へ行ってくれる、最悪這ってでも行くようになる、と思っていました。
まぁ這って行ったところで、ちっとも良い成長にはならないんですけどね。
それでも親としては「学校へ行けさえすれば安心」という考えがあります。

子どもに声をかけても、励ましても、引っ張っても、結局は行けなくなる現実。

残るのは何か。

それは親である自分を責めていくことです。

これまで、ものすごい量の記事を読んだ結果

このフレーズのある記事をいろいろ読んでみた結果、私の感想は


私には当てはまらないものばっかじゃん



でした。

大体ですね「過干渉」「過保護」が題材ですね。
それが事細かに書いてあったり、逆に漠然と書いてあったり。

これって過干渉なの?????

え、これも過保護なの??????

と思える事例が載っていることがあります。

そして、もうひとつの感想は

これって、不登校じゃなくても大体の親がそうじゃね???


です。

詳しくは書きませんが、例えて言うなら「母親の特徴は…女性です!!!」みたいなものです。
解釈としては、母親としての役目は男性でも良いわけです。
ですが、大体の方が母親といえば女性をイメージしますよね。
そんな感じのテイストです。

これは解決するのが難しいですよ…。

そんな内容に出会ってしまった時、どうすればいいか

1番良いのは読まないことですよね。
ただ、読みたくなっちゃうんですよ!

なので、

読んでも良いけど「不登校家庭に限ったことではないかも???」と、疑ってみることです。


何か思い当たることがあったとしても、大体の親がしていることかもしれません。
それで落ち込んでしまっては、精神衛生士良くないですよね。

そして

この記事には、何か他の意図があるかも???

と、うっすら思うのも大切。

「あの時、私がああでなければ」と後悔させて、その先に何がありますかねぇ?
不安を煽ったり、即効性を期待させるもので釣るのは、私はどうかと思います。
世の中には、誰かが落ち込んだりショックを受けるのを楽しめてしまう人もいます。
それを利用する人たちもいます。
不安な時ほどウッカリがあるものですから、気を付けていきましょうね。

算数のように答えが明確に出るものではない

不登校の原因を探したところで、実際には解決することが少ないのではないでしょうか。

そして不登校の原因は、折り重なっているものです。
親が自分を責める要因になる外野の意見は、ほどほどにしておくことをお勧めいたします。
自分の子どもへの態度が悪かったかもしれない、と思っても、知らない誰かに言われることではありません。

子どもと実際に話してみたらどうでしょう。

お母さん、お父さん、あなたにとってどんな存在?

どんなことを感じてきた?

聞いてみると、意外な答えが返ってくるかもしれません。

そしてそこから一歩踏み出すことができるのではないでしょうか。


最後までお読み下さってありがとうございました♪

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