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調味料の計量不要!【魚の煮付けの秘訣】甘辛く煮付けたいレシピ

スーパーに行ったら、金目鯛が安く売っていた。
しかも切り身ではなく、丸々1匹の姿で。
そして内臓もウロコも処理してくれている。
これは買わなきゃ!

近々海の近くに旅行に行こうと思っていて、そこも金目鯛がよく獲れる場所。
それもあり、すごく金目鯛が食べたくなってしまった。

可愛い

大体の魚は、甘辛く煮付けると美味しいですよね。
薄煮は上品だけど、金目鯛はやっぱり濃い感じが好きです。
そして夏に出回る魚も、甘辛くした煮汁がお似合い。
夏も美味しい魚が、沢山売り場に並びます。

今回は、調味料を計量しなくても煮魚を美味しく作れちゃうポイントを書きます。


使う調味料

日本酒
砂糖
みりん
濃口醤油

それぞれの調味料の選び方

●料理酒ではなく日本酒を選ぶ
あえて「料理酒」と書かなかったのは、料理酒には塩分が含まれているからです。
これは酒税をかけずに販売するために、飲料としてではないですよーと証明するため。
料理酒は大体3%くらいの塩分量なので、飲めたものではありません。

私が酒を料理に使う時は、臭みを消したり、旨みを引き出したい時です。
なので塩分がすで入っていると、醤油で調整することが難しい。
醤油の旨みを出したくても、しょっぱくなっちゃいますよね。

そして日本酒はアミノ酸が豊富なので、旨みが最大限に引き出せるのです。

●白くない砂糖を使う
私は「きび糖」を使っています。
甘味が穏やかな上に、身体にも良い。
白い砂糖は甘味が強い反面、しつこさがあるんですよね。

注意したいのは、三温糖。
三温糖は人工的に着色しているので、白い砂糖と同じです。

●本みりんを選ぶ
「みりん風調味料」ってありますよね。
安くて手に入りやすい。
ですが「本みりん」を使ってしまうと、本みりんの魅力に取り憑かれます。
美味しさだけではなく、艶やかな仕上がり。

本みりんを飲む地域もあるほどですから、美味しさを倍増させるのは言うまでもありません。

●美味しいと思える醤油を使う
これは私は、失敗から学びました。
貧乏だった時代に、激安醤油が売られていて手に取ってしまった。
しかし、まーーーーーったく味が決まらない。
おかしいおかしい…と悩んだら、醤油が原因でした。

やっぱり調味料をケチっちゃいけないんですよね。

調味料を入れる時のポイント

●入れる順番を守る
水→酒→砂糖→みりん→醤油
砂糖で甘さを確認します。

●入れる酒の量を惜しまない
水の30%は入れます。

●思ったより甘くする
しっかり甘みを加えます。
ジュースより薄いなー、くらいがちょうどいい。

●本みりんも回し入れる
大さじなどで計りません。
鍋にグルーっと回し入れます。

1番の秘訣は・・・

●真っ黒になるまで醤油を入れる

これ!
これです!!!

みりんまでは透明な煮汁なんですが、煮汁が「真っ黒」になるまで醤油を入れます。

躊躇しない。
これ大事。

なんだかコミカルな表情

はじめにしっかり甘みをつけてあるので、こっくりとした美味しさになるのです。

沸騰している煮汁をかけてあげよう



キッチンペーパーを掛け布団に
やわらかい身も守ります


最後に生姜を入れれば完璧です。
日本酒の効果で、臭みはほとんどなくなっています。
しかし生姜を入れると味が締まる。

煮汁をごはんにかけちゃう美味しさ

夏は青魚も美味しい季節ですよね。
青魚は血液サラサラ効果も絶大。
夏は血液が澱みがちです。
血液をサラサラにする料理が、旬の食材で沢山出来上がります。

こちらの作り方をぜひ参考にして、暑い夏を乗り切って下さい♪

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