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StreetとAvenueの違いは?

道路を表す英単語は有名なものだけでもかなりの数があります。例を挙げるならタイトルにも書いたstreetやavenueを始めとしてroad、route、drive、way、highway、boulvard、pikeなどがあります。

道路のうんちく

道路に関するうんちくでよく聞くものと言えばstreetとavenueの使い分けに関するものがあります。東西を結ぶのがstreet、南北を結ぶのがavenueというものですが、これはニューヨークやシアトルなどごく一部の地域でしか見られない使い分けです。これに関しては実際に地図を見ていただければすぐに分かるかと思います。

StreetとRouteの違いは?

この2つの単語はそれぞれvia strataとvia ruptaというラテン語に由来します。via strataは舗装された道、via ruptaは舗装されていない道のことでした。
strataは現代英語ではstaratumの複数形を表し、地層を意味します。何かを広げる、広めるというニュアンスから敷き詰めるといった意味も生まれ舗装や地層を意味するようになりました。
ruptaは荒れた、崩壊したという意味からstreetの対比として舗装されていない道を表していました。ruptaを語源にもつ単語にはcorruptやdisruptなどがあります。

参考

織田哲司、『英語の語源探訪―ことばと民族の歴史を訪ねて』

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