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【映画感想】クー!キン・ザ・ザ/Ку! Кин-дза-дза(2013)
概要&あらすじ
『クー! キン・ザ・ザ』(ロシア語: Ку! Кин-дза-дза)は、ゲオルギー・ダネリヤによる2013年のジョージア・ロシア合作のアニメーションSF映画。ダネリヤの1986年の実写映画『不思議惑星キン・ザ・ザ』をアニメ化した作品である。
著名なチェリストのチジョフとDJ志望の青年トリクは、雪に覆われたモスクワの大通りでパジャマ姿の裸足の宇宙人と遭遇する。そして思いがけずキン・ザ・ザ星雲の惑星プリュクにワープしてしまう。そこは見渡す限りの砂漠に覆われ、身に着けるズボンの色によって階級が分かれた場所だった。ほとんど「クー!」(名詞・形容詞・副詞・感嘆詞など)しか言葉が存在しない異星人たちを相手に地球に帰ろうと2人は奮闘を始めるのだった。
クー!キン・ザ・ザ日本語版公式サイト
2024/01/25
見終わった直後の感想:
個人的に、ロシア語の吹き替えで日本語の字幕というのが楽しめた。やはり罵倒語が豊富。
見終わったけど終わりがはっきりわからない、どんな意味なんだ…。
世界観好き。血も涙もない階級主義な世界観だけど。
見てて:
現実と重なるところが多く(政治風刺な作品だけに)ああ、やっぱり思うところあるよね。という安心感を得られていい。
自分が吸収したもの:
取引とか狡さとか、そういうものが色濃くある世界。そういうものを回避するスキルがないとやっていけないような世界だった。
この手の強さが自分には足りないので学べたら生きやすいのかなと思う。
強かった。圧倒的にメンタルが強かった。私はナメクジ。
映像:
動きがヌルヌルしてた。とてもいい。
背景、空間の余白感もすごく好きだ。
あのくすんだ色使いは親近感が湧いた。
音楽好き、分かっていらっしゃる。
予告編:
アニメ化される前の映画もあるのでいつかはそれも見れたらいいかも。