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洋書まつり in 神保町 東京古書会館

日本洋書協会の方に教えていただいて、神保町の東京古書会館で開催された洋書まつりに行ってきました。

こちらは毎年秋に開催されている洋書のバーゲンで、英語だけでなく、フランス語、ドイツ語などの古書が、ところ狭しと並べられていました。

会場の様子は撮影NGだったのですが、こちら↓の写真をご覧いただくと、雰囲気が少しわかるかと思います。

今年の洋書まつりポスター。スタイリッシュでかっこよかったです。

会場には、大学の先生のような方、学生さん、そして洋書好きのみなさんが、ものすごい量の本をかかえながら、本棚の前を行ったり来たりされていました。

会場の東京古書会館。風情のある看板がすてきでした。

本屋さんや図書館もそうですが、本好きな人が集まる空間にいる、というだけで、幸せな気持ちになります。

さらに今回は洋書好き、という、より濃い共通点がある人たちが集合していたので、幸せ感が倍増しました。

そして、古書の場合は、次の機会はないかもしれないと思うと、見逃さないように、と気合が入ります。

私も、目を皿のようにして棚を見ながら、最終的に、ソフィーの仕事関連で役立ちそうな本と趣味の本を厳選して4冊購入しました。

① History's Greatest Speeches:
マルティン・ルターからバラック・オバマまで、歴史に残るスピーチを集めたもの。世界的なスピーチは、折に触れて聞いたり読んだりするけれど、なかなかその全文を知る機会はなかったので、読んでみたいと思いました。

② Degas:
バレリーナを描いた、踊り子シリーズなどで有名なエドガー・ドガの画集。ドガは、山田五郎さんのYouTubeをきっかけに、癖のある人柄も含めファンになりました。これまでも何か1冊ほしいなと思っていたのですが、素描、デッサン、彫刻まで網羅されている本はなかなかなく、ここで出会う運命だったようです。

③ The Martha Manual:
ぱらぱらと見ているだけでも、すてきでおしゃれな料理、DIY、手芸、インテリアが楽しいマーサ・スチュワートのライフスタイルブック。ソフィーのイベントで、留学時代に彼女の番組をビデオにとって繰り返し見た、という講師の方からお話をお聞きする予定なので、参考文献として購入しました。

④ Kabuki:
日本のことを英語でどう表現するのか、というのを知るのはとても楽しく、また日本や日本文化の再発見にもなります。歌舞伎はもともと好きで、何度か坂東玉三郎丞の演目などを見に行ったりしたことはあるのですが、一度、その全体像をざっくりとでも学んでみたいなと思っていました。これは英語ではこう言うんだ、とかいろいろ楽しめそうです。

ちなみに、私が購入したものの金額は220円から1,500円までと、あまりの安さに、ひとけた違う?と値札を確認したほど。特に美術本は絶対にこんな値段では買えないですよね。

運命の4冊。読むのが楽しみです。

手がちぎれそうなくらい重かったのですが、がんばって新幹線に乗せて長岡まで持ち帰りました(宅急便配送も着払いで可)。

読書の秋、大満足だった洋書まつりで出会ったこの4冊を楽しみたいと思います。

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