小人と教会の街、ブロツワフに行ってきた!|ミニ・ポーランド旅行
お久しぶりです.
最近忙しくて記事更新ができていませんでした!
2024年の秋に行ったポーランド旅行をまとめます。
少しテキトーになってしまったかもしれません。
適宜編集を加えていきたいと思います。
出発
エスポーにある家からタクシーで20分ほど走ると、ヘルシンキ空港に到着します。
ムーミンショップやマリメッコなどのフィンランドブランドのショップを横目に搭乗します。
ちなみにEU圏内の旅行なので、パスポートも在留カードも見せる必要はなし。出国審査もないのですごく楽。
ヨーロッパ圏内の海外旅行の楽さが身に染みてわかります。
私自身、ヨーロッパ諸国が自国の政策さえ自由に決められないという状況を目の敵にしており、EUなどの国家共同体を忌避していたのですが、良いところもあるんですねぇ。
飛行機で飛ぶこと3時間弱。
ポーランド第4の都市、ブロツワフに到着です。
今回止まったのはtraffichotel。
空港から30分の町の中心部に位置しているホテルです。
ハロウィンシーズンだったので、蜘蛛の巣の装飾が。
繁華街の一角に位置している書店。その横の路地に入り少し進むと、ホテルの建物がひっそりと佇んでいます。
チェックインした後、夜の街を散策しました。
歴史が感じられる教会とアパートメントが立ち並ぶ素敵な街並みです。
また街の至る所にトラムが走っています!
パン屋さんもありました!
フィンランドの物価を経験したあとだと、相対的に安く感じられますね。
また、このブロツワフという街の一番の見どころとも言っていいのが、町中に小人像が鎮座しているところ。
道の真ん中にある像もあれば、店の軒先にある像も。
お店によって、多種多様な種類の小人がいます。
二日目は教会巡り。
数百年前からの教会がたくさんこの街にはあります。
この神々しさが美しすぎる。
市場に行く。
市場に来ました。
多種多様な野菜、果物、キノコ。
ドライフルーツやスパイス
特に買えるものはなかったのですが、瓶詰めされたスパイスや乱雑に陳列された野菜に中世のロマンを感じましたね。
美術館に行く。
教会に行く。 - 2
キリスト教について。
中世ヨーロッパから現在に伝わるまで、キリスト教は民衆の大事なアヘンでした。
全体主義であり、思いやりを第一にし、自己犠牲を善とし、弱者こそが正義だ。そんな教えをキリシタンに説いていたわけです。
つまりニーチェの言葉で言えば、”畜群道徳”・”奴隷道徳”としての信者だと感じていました。
私はその道徳を嫌悪していたので、キリスト教に対してもなんらかの確執と言ってはなんですが、若干のアレルギーを持っていました。
実際に触れると言うのは不思議なもので、科学技術が発達していない中世ヨーロッパに私が生まれていたなら、敬虔な信者になっていたことでしょう。
つまりまんまと乗せられてしまったわけです。
それほどに、神聖化されていて幻想的な空間であったと言わざるを得ません。
科学・合理主義の発展によって。
そして啓蒙主義の影響・発展によって。
そして既存の道徳基盤の喪失によって。
キリストを中心としたヨーロッパの価値観や世界観は揺らいでしまいました。
もはや社会において中心的な役割を果たしていない、キリスト教という存在は必要のないものにならざるを得なくなってしまったというのが、ニーチェの見解であり、私も同意します。
しかし、依然として文化的な価値や歴史的な価値はもちろん、静謐な空間が醸成する不思議な空間の虜になってしまいました。
現代の疲弊しきった人間社会の新たな救いの道としてのキリスト教が選ばれる意味も理解できた気がします。
まとめ
今回の小旅行ではたくさんの教会を巡ることができました。
そして見事に教会というモノに魅せられてしまいました。
2000年前に変わり者の1人の男・イエスキリストによって始まったキリスト教という宗教がここまで大きくなり、荘厳な教会を何個も建設するに至ったというのは驚嘆です。
この街でしかできないというモノではありませんが、皆さんもヨーロッパの教会巡り、してみるのはいかがでしょうか。
以上 metsaでした。
moimoi!