交通事故の理想と現実 [岩本①]
どうも。
今回、新しいマガジンを開設しました。
僕はこの記事、マガジンを通して、
・日本の事故に対する現実をまずは知っていただきたい
・当事者がどういう気持ちで生活していかなければいけないのか
・どういう被害なのか?それはどういう風にその後なったか?
・加害者側、加害者側保険会社、加害者側弁護士の対応は?
・もしあなたが事故にあった場合、自己防衛はどうするのか?
などを知っていただきたい、また、同じ被害者を増やさないようにしたい、これを少しでも多くの人に知ってもらいたいのです。
同じ内容で、漫画家のサシダユキヒロ氏と共同で書いていきたいと思います。彼は、交通事故のひき逃げ(僕のひき逃げより相当悪質です)の被害者で、また、彼の加害者は任意保険に未加入でした。
裁判が終わり、今全くの約束通りの金額が一度も振り込まれていない、という現実にも当たっています。
このような「刑事と民事の違い」を含め、
「これマジで国、法律って歪んでる!」
と思われることも全て僕は赤裸々に書いていこうと思っています。
また、僕の方は追記で有料マガジンにて、今現在、係争中の裁判の経過報告を全て公開していこうと思います。
また、今何人かに声をかけさせていただいていますが、このマガジンは僕、サシダさん、そして弁護士を数人入れてリレー形式で、次の人にバトンを渡す形で、次のお題を決めて…という、組み立てで行なっていきます。
「俺もこんな目にあった」という方がいましたら、事故の被害状況含めお知らせ頂き、ぜひこの共同マガジンにて、ご参加していただきたいと思います。
(マガジン参加ご希望の被害者、被害者の親類等、弁護士様は、岩本宛にDMください。)
では、1回目。僕の現実を書いていきたいと思います。
僕は事故に2回あっています。
今回書いていくのは、左足が不自由になった(された)2回目、轢き逃げ事故についてです。
2017年5月17日、昼14:15頃、山手通り東中野3丁目路上。
僕は轢き逃げにあった。
その後の意識はない。
気がついたら東京女子医大に搬送され、ヘッダーの通り足が固定された状況になって目が覚めた。もう時間は夜だった。
状況は、
・そこらじゅう裂傷
・左寛骨臼骨折
・左坐骨神経麻痺
・アバラ骨が3本ほど骨折
その後、手術を行なったが、その医師では整復ができず、骨盤の修復で名高い帝京大学付属病院に転院され、手術。手術は無事成功。
3ヶ月半の入院をへて、退院。
その後、近所の整形外科病院にて、症状固定までほぼ毎日のようにリハビリをおこなった。
左足は麻痺したまま。
後遺症認定を2018年9月末日提出、後遺症認定に4ヶ月かかり、2019年2月、後遺症認定併合5級に認定される。その後、被害額を巡り、相手側から紛争処理センター(ADR)から、通常訴訟に移行され、今に至る。
遡ること事故の年2017年9月。
轢き逃げの犯人が逮捕される。
犯人は、なんと国分寺のパチンコ屋の社長。
トライアスロンに出るために、自転車の修理にノコノコと田舎から都内に出てきたらしい。(この表現にイラだつかもしれませんが、ご容赦ください)
偏見だが、マジで23区外のナンバーの都内の運転は危険。
僕は昔から、都内以外のナンバーを見かけると、近づかないようにしている。
が、当たってきたらもうどうしようもないのだ。
で、この社長、逮捕された時から即時に弁護士が同行し、轢き逃げおよび当たった事実を認めない。
しかし、被害が出た僕には、保険屋を通し弁済します、という陳述。
これに刑事操作の進捗は伸びる。
また、捜査から担当していた検事さんが交代し、さらに時間は伸びる。
そして犯人が轢き逃げおよび当たった事実を認めない事を、言い張ることにより、轢き逃げの事実はなくなり、僕の事故は「誘引」扱いにされる。(今となればこれがよかった。)
2018年7月5日、彼に罰金70万円の有罪判決が下る。
この後、相手型保険屋である、東京海上立川支部が、僕の保険金支払いに払いしぶり、今に至ります。
保険屋と揉めたら即時、弁護士に相談しましょう!
次回は、サシダさんの事故状況、相手の刑事状況を、漫画を参考に…というパターン、文章で織り交ぜてお伝えしていただけたらと思います。
では。
以下、少しボカシ入れながら、相手方の刑事記録少し。
(上記写真は轢き逃げ後に、コインパーキングにて車を停車し、当たったところを確認している様子を防犯カメラが捉えていますが、これでも「逃げたという記憶はない」と言い張りました。)
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