公務員から転職、公務員の副業を考えるVol.4:決断
こんにちは。metooです。
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さて、今回の投稿です。
以下、過去の記事(最初と直近)なので、よかったら。
<前回までのあらすじ>
転職活動を幸先よくスタートし、スカウトをいただいた企業から、2度の面接を踏まえて無事内定。
内定報告を受けた日の夜、興奮冷めやらぬまま寝付けない日を過ごした。
R4.3月
雇用条件の確認に、内定先の企業へ。
出勤することをイメージして、始業のタイミングに打ち合わせの時間を設定してもらった。
普段通らない道を、普段まだ家を出ていない時間に出勤。
10数年間の公務員生活では、出向を経験しているものの、通勤時間は10分足らず。
内定先の企業までは車で約1時間。
生活スタイルがガラッと変わるなー。
実に新鮮。
雇用条件の提示は、初体験だったからかとても興味深かった。
分かりやすいのは年収。
人事のスキルを磨いてきたスペシャリストではないため、年収はある程度下がることは覚悟の上であった。
でも、そこは同水準を担保していただいた。
将来性を買っていただいた形だ。
評価していただいてありがたいという気持ちと同時に、
民間企業でも通用するんだという自身を持つことができた。
一緒に働くことになる人事のチームの方々も気さくで、とても楽しそうな職場だった。
チームの皆さんも、とても働きやすい環境で、チーム一丸となって仕事ができるから楽しく、やりがいがあると。
採用担当者の方はそのチームのマネージャー。
適度に難しい仕事があり、適度なストレスのなか仕事ができるので、とてもいい環境とのこと。
いわゆる、ブラックということではないようだ。
次に、いつから来ることができるかという話。
そもそも「公務員をやめる」人がそこまで多くないことと、異動の時期以外での欠員は補充が難しく大変だろうと思っていた。
そのため、10月を目標に退職の調整に入ることで話をした。
人生の中で、自分にとっては大きなチャレンジとなるこの転職。
採用担当者の方と話をしていると、つい長話をしてしまうくらい、とてもいい環境で働くことができるという期待感。
中途採用市場をみても、今の年齢が転職の最後のチャンス。
そんな気持ちで帰路につき、妻と話をした。
妻は「新たなチャレンジを応援する」と言ってくれた。
私の両親、妻の両親にも話をした。
初めて「退職願」を書き、上司や人事に話をする流れも考えた。
いよいよ踏み出す時かー。
しばらくして、私は内定先の採用担当者に電話をした。
「内定を辞退させていただけないでしょうか。本当に申し訳ありません。」
多くの時間、コストを割いてくださった内定先の企業には、申し訳ない気持ちでいっぱいです。
そして私自身、本当に頭がおかしくなるほど悩みました。
そのくらい、転職というものは悩むものです。
転職活動が気軽にできるようになっていますが、よく考えてから活動したほうが自分のためだと思います。