電車があるから取引ができる。
電車に揺られているなか、座席に座る人々の姿を見ると、スーツ姿のサラリーマンが数多くいることに気づいた。ここは地方のローカル電車の中。風貌や持ち物のサイズから察するに、首都圏からの出張組のようだ。
はるか昔、この世に電車がなかった頃は、こんな風にスピーディーに全国を移動できなかったはず。そう考えると、電車があることで気軽に移動でき、遠方の取引先と取引できる。
電車って凄い!まさに文明の利器だ!ただ乗るだけでもこんなに面白いのに、経済活性化の一端も担っているなんて素晴らしい!電車に最大の賛辞を!
とかなんとかを脳内で妄想しながら、今日も僕は鈍行電車に揺られている。
気の向くままにのんびりと、どこまでも伸びるレールのその先へ。ビバ・乗り鉄。