10年ぶりの久しぶりを。
きたる年末の29日に、中学時代の同級生と久しぶりに集まることになった。僕も含めた男女あわせた5人で、小ぢんまりとした飲み会を居酒屋でする運びになった。
そのうちの2人とは、今でも深い交流がある。1人は保育園・小学校・中学校・高校が一緒の幼馴染の女の子だ。
そして、もう1人は中学校が一緒の男の子。彼は就職を機に東京で働いていたので、僕も東京にいた頃にしょっちゅう遊んでいた。
今回の飲み会にやってくるもう1人の男の子とは、約10年ぶりの再会だ。彼と最後に会ったのは、最初に紹介した幼馴染の女の子の結婚式だった。
彼とは中学校だけが一緒だったが、同じクラスになったことは一度もない。ただ、当時は共通の友人がいたので、廊下で会ったら立ち話をするほどではあった。
正直、そんな彼と久しぶりに顔をあわせられるもんだから、なんだか少し興奮している。
だってさ、この歳になると「人と人との出会い」なんてものはめっきり少なくなるんだから。ましてや、半ばひきこもりのような生活をおくっているなら、出会いなんて皆無に等しい。
だからさ、「人と出会える」ってことがなんだか嬉しいんだよね。新しく出会う人だったり昔馴染みだったり…。
大きな声で言ってやるんだ、10年ぶりの久しぶりを。