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日本最西端の地で沈む夕日を見たい。

確定申告後に鉄道旅を予定している。もともとはサンライズ出雲に乗って島根まで行く予定だったのだが、ここに来て旅欲がにゅっと顔を出してきた。

「せっかくなら国内で行けるところまでいってみようかな」

思い立った僕は日本地図を広げる。島根より先にあるのは九州・沖縄。それと宮古島や石垣島などの島々だ。日本地図を指でたどる。そこでとある島に目が留まった。

『与那国島』

誰もが一度は聞いたときがあるのかもしれない。中学校の頃の歴史の授業で、僕は与那国島の存在を初めて知った。

沖縄本島から南西へ約509km、石垣島から約127km、東京から約1900km。周囲約27.49km、面積約28.96k㎡の日本最西端の地、与那国島。

なんでも日本最後の夕陽を望める場所なんだそうだ。夕陽に目がない僕にとっては見逃せない島ってことになる。『与那国島 日本最後の夕日が見える丘』という石碑が立っている丘があるらしい。

ここから眺める夕陽はきっと、名状しがたいほど美しいんだろうな…。来訪者が投稿した写真をGooglemapでぼんやりと眺めているだけで高揚してくる。

まだ僕は若い。それに独身だ。行くなら今だ。

その前に人生初の確定申告をスムーズにでかさないとな…。




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