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何にも追われていなかったあの頃みたいに。

学生の頃は、なんにも考えずに生きていた。根拠はひとつもなかったけれど、楽しさがあふれる未来に満ちているもんだと思って疑わなかった。

時間は無限にあると感じていたし、何をするにも焦りはなかった。しかし、いわゆる大人になってからは、常に焦りを感じている。

仕事・お金・将来のことを常に考えるようになった。そして、それらを考えるたび「このままでいいのだろうか」と、自問することが増えた。

ことにそれは、自身がフリーランスという不安定な立場にいることが大きな要因だろう。収入の波が激しく、先の見通しがみえにくいフリーランスは、メンタルにきやすい職業だと思う。

ジェットコースターのような収入の波を楽しめるぐらいのメンタルがないと、フリーランスって厳しいんだなと痛感した。

友達同士で連れ立っては、馬鹿みたいに騒いでいるだけだった学生時代に戻りたいなと思う時はときたまある。

何にも追われることのなかった学生時代にタイムスリップでもしてみたい。

でもさ、常にプレッシャーにさらされている今の状況も悪くはないよ。否が応でも自律しないといけないのは、意外に面白い。

いずれ僕は、追われる立場から追う立場になるんだからさ。待ってろ、その時。

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