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何かが足りない。

日々は充実している。それは確かだ。ただいつも、「何かが足りない」という漠然とした思いを抱きながら過ごしている。

果たして、いったい何が足りないのだろうか?お金?愛情?地位?名誉?お金は確かに必要だ。愛情もしかり。地位や名誉にはそれほど興味がない。

ただね、実はちょっとだけ気づいてはいるんだ。この思いが湧いてくる理由を……。

分かりやすい言葉だと「オリジナリティー」だろうか。

オリジナリティー:(考え方行動仕方などについて)世間なみでない独自の新しさ。また、独自の考え方や活動をしてゆく能力独創性

オリジナリティーとは? 意味や使い方 - コトバンク (kotobank.jp)

僕にはオリジナリティーがないと思っている。そしてオリジナリティーを日夜追い求めている自分がいる。

何かを作り出すのが昔から好きだった。たとえば、アウトドア分野であれば、アルコールストーブや釣り用のルアーをさんざん自作してきた。

また、アコギに傾倒していた頃は、昼夜を問わず狂ったように作詞作曲に励んでいた。

ただ、そのどれもがオリジナリティーに欠けていたと思う。他人の模倣で作り出した産物。

人生のなかで、「これが僕のオリジナルだ!」と胸を張って言える機会がほしいのだと思う。

いや待てよ、“機会”がほしいってことは、地位や名誉も求めているのか自分?それこそ機会なんて、公に出ないと得られないだろうし。もしくは、そこまで大それたものではない承認欲求的な感情?

前言訂正、僕はきっと「自分のオリジナルを周囲に見せびらかす機会」がほしいんだな。うん、至極世俗的な欲求だ。

ぼかぁ、高尚な人間じゃないですしね。



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