僕の心の弱さと力を求める生の足掻きについて
僕は普段、外に出る時は誰よりも強い人間であるように振舞っている。
自分の弱さを認めてしまったら、僕は底なし沼に落ちてしまうからだ。
「としくんって悩みがなさそうだよね」
違う。どんなつらい事でも受け入れて、耐え忍んでいるだけだ。自分が笑っていなければ、他者のためにならない。
「としくんって鈍感だよね」
当たり前だ。些細な事に気を囚われていたら自分が自分でなくなる。というよりも、敏感すぎて重要な点に意識がいっていないのかもしれない。
とはいえ、僕は自分が誰よりも心が弱い人間だという事を自覚している。腕には6年前に作ったリスカ痕が残っているし、うつ病だって同じ期間抱えている。
僕は、どんな些細な事でも世界の終わりの事のように捕えてしまう。そして、穴があったら入りたい。もうずっとずっと穴倉に隠れて世界のあらゆる出来事から身を隠したい。だけど、明日が僕を起こして、やらなければいけない課題を残すから、残った活力で毎日を生きているだけだ。
匍匐前進で前に進む様な気分。僕はそんなどうしようもない状態でも、力が欲しいのだ。
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