部下にレッテルを貼らない
部下にレッテルを貼って、色眼鏡で見ない……当たり前ですが、時々立ち止まってできているか確認しないと、程度の差はあれ無意識にやってしまって後悔することは誰しも経験があるのではないかと思います。
私は「自分がされたら嫌なことはしない」ことをマネジメントの軸にしています。
内容自体は、幼稚園・保育園で教えられるようなものです。
しかし、上司と部下も人と人との関わり合いである以上、ここが守られていいないといくら小手先のテクニックを身に付けても意味がありません。
良くない行動を取ってしまったからといって、
人格が否定されるわけではない
不注意だった行動を注意することはあっても、それによって「あいつは〇〇な奴」と評するのは絶対にやってはいけないことだと思っています。
監督する立場として無責任ですし、単純にパワハラです。
この発言をした瞬間に、部下は「〇〇って思われていたんだ…」となり、その後の信頼関係を作るのが限りなく難しくなります。
良くない行動を取ってしまったときに、
同じ行動を繰り返さないようにするのが上司の仕事
失敗を許容するのも上司の仕事のうちです。
誰かに危害を加えるような内容でなければ、大抵どうにかなります。
そんな時の対応も含めて、上司は部下よりもお給料をいただいています。
やらかしてしまったからといって「〇〇した奴」のように、1度の失敗の尾を引きずるような評し方は、絶対にやってはいけないことです。
逆に、他部署がそういった表現をしてきた際にそれを打ち消しにいくのが直属の上司の仕事だと思っています。
上司間の会話で、部下の悪口を言わない
これも、自分がやられたら嫌なので、絶対にやりません。
悪口…というとパワーワードに聞こえますが、他部署が自分の部下に対して先入観を持ってしまうような表現自体を避けるようにしています。
悪い口コミは、尾ひれがついて広まっていきがちです。
誤解を与えるのは、部下自身にはもちろんのこと、上司にもチームにもプラスに働くことはありません。
良いレッテル(?)も悪いレッテルも貼らない
良いレッテルという言葉が適切なのかはわかりませんが…
プラス面でもマイナス面でも、レッテルに当たるような先入観自体を避けるべきだと思います。
「デキる奴だから、注意しない」「デキない奴だから、逐一チェックする」のように「〇〇な奴だから」の部分は極力意識から消していくようにしています。
先入観を持って接することは、部下の成長機会を奪うことに繋がります。
メタ認知が大事
結局のところ、無意識にやってしまっていないかは、日々振り返りをしないと気付くことはできません。
「『無意識に〇〇な奴』と決めつけてしまっていた」という事実を意識できるかが分かれ道です。
私自身への戒め含め、記事にしてみました。
乱文にて失礼しました。
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