「歩くよりは走った方が速い」という事実【469/500】
皆様、いつもお疲れ様です!勤労感謝の日ですね。
私は今日もやることがないので、仕方なく会社で働いています。
さて、先日人生2回目のハーフマラソンを走ってきて思った
「歩くよりは走った方が速い」
という超あたり前な話を今日は書いておこうと思います。
何をいまさらしょうもないことを言っているんですか?
と思われるかもしれませんが、歩くのも走るのも変わらない。
というような速さでも走った方が速いんです。
意味が分からないと思うので、まずは始めます。
それは上尾マラソンでのことでした。
先週の日曜日、2019年に出場して2時間30分の制限時間のコースを2時間31分で走り、まさに足切りになってしまった因縁の上尾ハーフマラソンに出場してきました。
ハーフマラソンって、半分くらいまでは調子が良いんですが、だいたい10km超えたくらいから、心肺は大丈夫でも足が根本的に耐えられなくなって動かなくなります。
練習不足と言われればそれまでなのですが、その状態でも気力で完走を目指します。
ただ本人がどんなに走ろうと頑張っても足はぼろぼろですし、痛くて走れる状態ではありません。結局はほぼほぼ歩いているような状態になります。
後ろからどんどん走っている人に抜かれていく中、
ふと気づいたのが
歩くよりは走ろうとした方が速い。
ということなんです。
普通に走れるのであれば、歩くより走る方が速いのは当たり前です。
ただ、普通に走れなくなっても、歩くよりは走っている方が速いんです。
速度としては常人が歩くくらいのペースになっているかもしれませんが、止まるより歩く、歩くより走る方が速いことを身をもって知ります。
脚は痛いしもう進めない。でもせめてゴールに向かって移動はしようと考えている中で、これは大きな意識改革でして、楽しようと思えば、速く歩こうに行きつきます。
でも、歩くより走ろうとした方が少しでも速いということが分かれば、少しでも走ろうと思えるのです。
少し歩いて走る、少し歩いて走るを繰り返すだけでも、ずっと歩いているよりも速いことに気付けます。
仕事でも同じで、つらくても走っている方が速い
なんでこんなことを書いているのかと言いますと、仕事でも結局同じだなぁと思ったわけです。
ツラいと思ったときに、ツラいから逃げるために「休む」とか「スピードを落とす」を選ぶことは誰にでも出来ます。
ただこういう時って、自分がゴールに行きつくための時間を考えていません。
人生の時間は有限なので制限時間はありますが、時間的な足切りはないので、楽することだけを考えれば時間を考えずに「休む」とか「スピードを落とす」を選びがちです。
しかしマラソンだけではなくて、仕事でも勉強でも結局は歩くより、走った方が速いわけで、少しでも走った方がゴールに早くたどり着くことができます。
そう考えると、仕事でもツラいと感じたとしても、目標タイムと自分の残りの距離を考えて、ぐっと我慢して走ろうとするのって結構大事だなぁと思いました。
目標が見えていれば
止まるより歩く、歩くより走る。
を意識するだけでゴールまでの時間を大幅に短縮できるのです。
これって当たり前すぎますが、意外と凄いことですよね?
自分としては、ハーフマラソンを走りながら、人生もこういうことだなと気づいて、制限タイムぎりぎりにゴールしたわけですが、もし途中でこのことに気づかなかったら、今年もまた2時間31分でゴールできなかったかもしれません。
早稲田の100kmハイクも、電通の富士登山も、とりあえず目標が見えていれば、ちょっとずつ歩けば到達できるんだよ。早く行きたければ歩くじゃなく走ればいいんだよ。というのを伝えたくてやっていたんでしょうねぇ。
実際に体験してみたい方は、是非あまり練習せずにハーフマラソンに出てみましょう。しっかり実感できると思いますよ^^
それでは皆様、良い勤労感謝の日を!